太陽系の惑星は、どのような間隔で並んでいるのでしょう。
私たちの住む地球は太陽系の惑星の1つです。惑星とは、太陽を回るとても大きい天体です。それでは、太陽系はどのようなひろがりをもっているでしょう。惑星のならびかたは、水・金・地・火・木・土・天・海(・冥)と習ったかもしれませんね。それぞれの惑星は太陽からどのくらい離れているのでしょう。惑星の駒をつくって、太陽からどのくらい離れているか、それぞれ、おいてみましょう。
ヒントは、地球は太陽から1.5億キロメートル離れたところにいます。
用意するもの
惑星のコマ、太陽から60億キロメートルまでの数直線
1億kmを10 cmとすると、数直線の実際の長さは、6 mになります。
また、1億kmを1cmとすると数直線の長さは、60cmになります。それぞれの数直線の長さに合わせた大きさのコマを用意しましょう
予想してみよう
まず、1.5億キロメートルの所に地球の駒をおいてみましょう。そして、他の惑星の駒は、それぞれどこに位置するか予想を立てて置いてみましょう。各惑星は太陽に近い方から、水・金・地・火・木・土・天・海・冥でしたね。
惑星の太陽からの距離を表にしてみました
惑星 |
実際の直径 |
水星 |
0.5億km |
金星 |
1億km |
地球 |
1.5億km |
火星 |
2.3億km |
木星 |
8億km |
土星 |
15億km |
天王星 |
30億km |
海王星 |
45億km |
冥王星 |
60億km |
実験結果
数直線上においた各惑星の位置はどうでしょう。予想した位置はあたっていたでしょうか。何か気がつくことはありませんか?太陽に近い惑星は互いに接近していますね。また、火星より外側は、惑星と惑星の間隔が急に大きくなりますね。
考えよう
太陽からの距離、惑星の大きさなど、互いに関係があるようです。なかまわけもできるかもしれません。これらは、太陽系がどのようにできてきたか、ということにも関係しているかもしれません。関連項目の実験も伴わせて見てみましょう。