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宇宙の実験教室

Ideas and resoueces for planetary science experiments

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太陽系ツアー

太陽系の誕生、惑星の誕生についてコンピューターグラフィックス絵巻で綴る紙芝居式画像集です。
ねらい

太陽系の中で、私たちの住む地球や木星などの惑星はどのように誕生したのでしょう。

私たちの太陽系はどのようにしてできたのでしょうか。また、私たちの住む地球や木星などの惑星はこの太陽系の中でどのようにできてきたのでしょうか。コンピュータグラフィックス絵巻で綴ってみました。

惑星の誕生には、現在考えられているシナリオが描かれています。

また、木星は地球に比べて巨大な惑星です。また、ガス成分をたくさん含んでいます。地球と木星は太陽系の中でできたにもかかわらず、どうして、このように異なる惑星になったのでしょう。

地球と木星の分かれ道には、地球と木星のでき方の違いについてのお話しが描かれています。

CG提供 大泉加奈子

惑星の誕生

惑星の誕生

私たちの太陽系はどのようにしてできたのでしょうか。また、私たちの住む地球や木星などの惑星はこの太陽系の中でどのようにできてきたのでしょうか。46億年前の銀河系の中でできた太陽系の姿をみてみましょう。(画像はクリックすると大きくなります)

宇宙空間に存在した超新星 超新星が爆発 塵やガスが飛び散った
塵やガスが中心に集まって 中心に原始太陽が! ガスや塵が円盤状に変化
塵が集まって多数の微惑星が生まれた 微惑星が衝突合体して原始惑星になった 星間雲が消えていき、やがて惑星が誕生した。
地球と木星の分かれ道 関連項目

地球と木星の分かれ道

地球のなかまと木星のなかまの特徴を考えてみましょう。
地球のなかまの特徴   

  • 太陽に近い
  • 木星に比べて10分の1以下の大きさ   
  • 主に岩石でできている
    木星のなかまの特徴  
  • 太陽から遠い   
  • 大きい   
  • 主にガスでできている
    これらの違いは、惑星ができる時に決まってしまいました。太陽系の惑星は、太陽系星雲の円盤の中で塵が円盤の中心に集まってそれらが衝突合体して微惑星へと大きく成長していきました。
    (画像はクリックすると大きくなります)
星雲が円盤状になり塵が集まってきた 太陽系の円盤を縦に切って横から眺めてみると 星雲が円盤状に集まってきた 塵が円盤の中心に集まってくる
塵の層がどんどん厚くなる 塵が衝突合体して微惑星ができる 円盤の中でも太陽に近い所は太陽の光が届いて暖かく、太陽から遠いところは太陽の光があたらず冷たくなっています。 円盤内のガスの温度を色で示してみましょう。(赤は温度が高く、青は温度が低い状況です) 同様に横から眺めてみましょう
太陽に近い領域は暖かく、太陽から遠い円盤は冷たい 塵がどんどん積もる。 さて、この時、集まるのは塵だけでしょうか。実は、このとき、太陽に近い所と遠い所では大きな違いがでてくるのです。

左側 地球      右側 木星

地球の周辺では、暖かいので塵が積もり衝突合体して塵の地球のたまごができました。木星の周辺では、冷たいので、塵と共にその10倍にもなる氷が晶出して塵と氷の大きな木星のたまごができました。
太陽系円盤を上から眺めてみると

大きな木星のたまごは重力で周りの星雲ガスをひきつけ大きく成長。 星雲ガスもとりこんだ木星はますます大きくなる。 木星はガス惑星として大きく成長したが、 地球の周りの星雲ガスはほとんど消えた。
   
このようにして、太陽に近い暖かい領域でできた地球のなかまの惑星は、塵が主体の岩石の小さな惑星になりました。そして、太陽から遠い冷たいところでできた木星のなかまの惑星は、塵と氷を核とした主にガスの大きな惑星になりました。    
 
sorry,this article is japanese only.