さすがにファイルとして長大になってきたので、年ごとに切り分けようと思います。 新しい日記(2008年)と旧日記という格好にしましたが…やはり、 今風にblogを導入すべきなのかもしれないけど、そこまで気合いを入れて管理するのも疲れそうなので却下です。 実際には管理コストも面倒くさそうですが、移行にかかるコストの方がより面倒くさそうというのが最大の理由でしょうか。

2007.12.27

もう2007年が終わろうとしてますね…明日が誕生日ですが。 もう40歳ですよ。不惑。ふ・わ・く orz

で、あらためて思うのですが、もっと時間を効率的に上手に使っていかないと、来年は大変なことになりそうです。 免許講習とか教職大学院とか、本学も影響を受けざるを得ない状況です。 そういうヤヤコシイ状況はさておいて、何はともあれ、 しっかりと目標を定めて自分自身の仕事をしていきたいと思います。

2007.5.31

シンガポールの大学では、教員の定年年齢は基本的に55歳です。 日本では定年が70歳以上の私学が沢山あることを考えると、 かなりの差があります。

で、 色々とお世話になっているNTUのタン先生が、 定年後の雇用延長審査の打診を受けたそうです。 タン先生の正確な年齢は知りませんが、 どう考えても40代半ばくらいなので、ちょっと驚きました。

で、ふと、検索するついでにフラフラとネットを巡回していたら、 YouTubeでこんなクリップを発見してしまいました。

「噂のマキオ」
http://www.youtube.com/watch?v=lxpBH1B-ncY
http://www.youtube.com/watch?v=H4NC-mQe5ag

ちなみに、他にもマキオ関係では色々なサイトがあって、 ↓のページはなかなか興味深いかもしれません。
「マキオ伝説」 http://www.geocities.jp/makiodensetsu2001/

2007.04.18

講義資料を大量にコピーをとっているあいだ、物凄く暇だったので、 今ナウ流行のYouTubeなるものを見ておりました。 http://www.youtube.com/watch?v=Wr-Mh1HKrkM&eurl

さて、それはそれとして、微妙に仕事がつまってきました。 一応、まとめておこうと思います。

何となく、8月末〜9月末、11月上旬あたり、やや厳しそうな予感。 まあ、学内を見渡すと、他にも、危なそうな要素が沢山転がっていますが。 www

2007.04.2

とうとう、四月、新学期がスタートします。 授業が始まるのはいいけど、学内の委員会がスタートするのは、 かなり嫌かもしれません。仕方ないですが・・・ 学内で一番忙しいと言われている学務委員会です。 ちょっと憂鬱。

2007.03.15

一応、無事にシンガポールから戻りました。 ちょっと、咳が止まりませんが・・・。 Tan Ai Girl先生に大変お世話になってしまいました。 また、Tan先生のところの院生のFelixさんにも、 インタビューでは助けてもらいました。

で、まあ、簡単なメモですが、あちらの書店(MRTのOrchard駅のPOPULAR)の風景です。 本屋としてはわりと大きめで、だいたい日本のコンビニでいうと、5店舗分くらいの売り場面積があるでしょう(もうちょっと大きいかもしれませんが)。

で、その売り場のおおよそ半分くらいが学習参考書、ドリルで埋め尽くされています。 更に、そのおよそ半分くらいの売り場(要するに全体の1/4)がPSLE関連の書籍です。 いわゆるassessment booksといわれているものですね。 ちょっと分かりにくいのですが、写真の Primary 1 Assessment、 Primary 2 Assessment、 Primary 3 Assessmentと並んでいるのは、 各学年のドリルです。

そして、高校入試に相当するO-Levelと大学入試に相当するA-levelは、 PSLE関連の書籍の半分ずつくらいでしょうか? それだけ、PSLEに力を入れているということです。

さて、なぜ、PSLEに力を注ぐのか、そして、 それが学習にどのような影響を及ぼしているかは、、、企業秘密です。www

時間があったら、この内容をもう少し拡充したいと思いますが、 四月からはとうとう学務委員会になってしまいます。 これまでヒマだったとは言わないけど、しばらくは、本当に身動きがとれなくなると思います。 ちょっと憂鬱です。

2007.02.20

気がついたら、もう二月も下旬ですね。

新年、あけましておめでとうございます。www

ま、それはそれとして、今週金曜日からシンガポールへ出張です。 帰国は3月11日の予定です。NIEのタン先生のところにお邪魔します。

今回の調査では、「シンガポールでも中一ギャップがあるのかどうか?」を中心に聞いてみたいと思っています。 仙台市の教育委員会と共同して進めている調査があるのですが、 その調査結果の中でも学習方略の利用に関して分析してみると、 小学校と中学校でかなりハッキリした違いが見られます。 つまり、中一ギャップを学習方略の利用によって説明できそうだということです。

で、手応えとして何となくいけそうな気がするのですが、 これが、いわゆる「発達的」な変化なのか、 社会的な状況、カリキュラムの違いによって生じるギャップなのか、 この部分を区別できたらと考えています。

ということで、シンガポールで、小学校の先生、中学校の先生を交えて、 グループディスカッションとインタビューをしてきます。

ちなみに、隣接した校種の先生方が集まると、 意見交流がやや過激になることがたまにありますが、 その辺りの、温度差がシンガポールでも見られるのか、、、 決して興味本位でやっているのではありませんが、 吉とでるのか凶とでるのか、とても楽しみです。

あとは、共同研究者のLeong先生と飲むことが、今回の出張の重要なミッションでしょうか?www

お土産として日本酒を三本持っていくのですが、結構重いです。orz

2006.11.28

風邪をこじらせて、肺炎になってました。 たぶん、自分の記憶の中では初めてだと思いますが、休講にしました。 まだ少し咳が微妙に出ていますが、徐々に回復しつつあるような気がします。 寝込んでいた期間は実質的に一週間+αでしょうか?

その期間はほとんど仕事にならなかったのですが、しかし、学内を見渡してみると、僕以外にも、目まいが恒常的に続いている人や、顔色が土気色の人や、同じように風邪をこじらせて高熱が出ている人など・・・皆さん、ちょっと、不健康です。 それで、何となく、思うことがありまして、禁煙みたいなことをちょっと始めました。

で、不健康な状態から回復しつつあるわけですが、予想もしていなかった仕事がいくつか入ってきて、まあ、色々とアレです。 やはり、大変なことをお願いすると、大変なことが倍返し?で返ってくるのですね。 基本的には自分の研究と関連しているので、楽しんでやってますが・・・。

2006.11.2

もう11月ですね。

韓国の学会で The Role of Cramming for Examinations and Its Impact on the Use of Learning Strategies. というタイトルで発表してきました。 NUSのLeong先生と一緒にやっている研究で、科研費のネタです。 二月か三月あたりにまたNTUのTan Ai Girl先生のところにお邪魔する予定です。 で、色々な仕事と並行して学会発表をして、そして、また別の締め切りが迫ってきて いる中で、更に別の仕事が舞い込んできて、相変わらずてんてこ舞いです。 キャパシティが小さいからだと思いますが、これから3月くらいまでが正念場じゃ ないか・・・と、思っています。 そして、可能であれば、それ以外の仕事は・・・と考えていますが。 やっぱり、三月頃に海外逃亡することにしよう。

で、韓国の学会に参加したときに、あちらの小学校、中学校を訪問する機会 があったので、備忘録代わりに感想を書いておきます。

ちなみに、この学校訪問の裏では、しっかりとソウル観光がセッティングされて いて、学校訪問に参加したメンバー(総勢9名)は、お互いに「We are serious scholors!」 と褒め称えあっていました。実際には、どっちに参加しようか、最後ま で葛藤していましたが。

週休二日制ではないこと。二週間に一度、土曜日が半ドンの日があるそうで す。ちょっと前の日本と似ていますね。 あとは、各教室にPCとプロジェクターが配置されていて、見学した全ての授業で PCを使って授業をしていました。このあたりは賛否両論があると思いますが、個 人的には、コースウェアを使うことで妙な制約が加わらないかが少し気になりま した(これと同じことはアメリカ人研究者も話していましたが・・・)。

次に、英語教育への取り組みです。結局、韓国語で授業をしているところを見て も、何をやっているのかチンプンカンプンだったので、英語の授業を中心に見せ ていただいたのだろうと思います。ひとまず、 小学校三年生から英語の勉強をはじめるそうですが、各学校に英語の先生を一、 二名配置して、その先生を中心に英語の授業をしているのは、なんとなく日本の 未来をみているような気がしました。やはり、クラス担任の先生が英語まで教え るのは、少々(?)無理があるような・・・。 だいたい週に1回から2回くらい英語の授業が入るようです。

基本的には、日本と同様に小学校では担任の先生が全ての教科を教え、 中学校からは教科担任制になるそうです。ちなみに、中国の小学校では、 算数と国語はクラス担任の先生が教え、それ以外は教科担任制がとられることが あるそうです(これは一部の指定校に限られるようですが)。

1クラスのサイズですが、おおよそ、40名から45名くらいでしょうか。上限の 人数は不明ですが、日本よりも少し大きいようです。班活動と一斉講義のモードをわりと頻繁に切りかえる授業 スタイルをとることが多いようで、この辺りも昔の日本の授業風景を彷彿とさせ るものがありました。 一つの班のサイズは、小学校で4名程度、中学校で6名程度といった感じでした。

ただ、クラスサイズの問題は、アメリカ人からすると脅威的に映るそうで、 「アメリカでは絶対に無理だ!」と驚いていました。日本の学校のクラスサイズ でも、「無理だ〜!」と仰っていたので、まあ、難しいのでしょう。意見の多様 さがが半端でなくて、それぞれの意見の方向付けが難しいようなことを話していました。 しかし、小中連携とか、year-to-year linkageが分断されているのはどこの国で も同じようで、プロジェクトベースの活動の取り組みなど、色々と参考になりそ うです。 蛇足ながら、日本の授業の特徴であった、グループワーク←→一斉授業の頻繁な切 りかえは、少人数教育への対応でTTの先生が加配されて消滅したという噂がありますが・・・。 勿体ないというか、不思議な現象ですね。 その理由は明白なのですが。

で、明日から東京に出張です。orz その間に、データの分析、投稿する英文のチェックをしなければ・・・。

2006.9.22

備忘録の追加

  1. 予備調査の協力校への日程確認の電話→ 各校の教頭先生に、11月〜12月上旬の予定をFAXで送信してもらう。
  2. 第二次学校訪問までに、結果をある程度説明できないとマズイ。 要約統計は当然として、差の検定はどうするか?
  3. Mさんに電話をして確認。

しかし、今週は毎日市教委のT先生とご一緒に挨拶回りをしましたが、 本当にチカリました。4日間で10校も訪問したので、当たり前かもしれませんが。

で、まあ、コッソリと愚痴を言ったりしていましたが、しかし、 冷静に考えると、あちらは別に本学じゃなくたって全くかまわないんですよね。。。 現時点では他より確かにマンパワーは上だろうけど、 それが圧倒的な差かというと、心もとないでしょう。 このあたりの話は既にI先生も危惧していましたが、結構シャレになりません。 今のところは本学の顔を立てていただいていますが、 そのような特別扱いをうけることが当然だとふんぞり返っていると、、、 本当に一瞬でしょうね。(^^;)

それで、採点も無事に終わったので、 よ〜やく、これから論文執筆です。 まだまだ雑用が混入してますが、後期の授業が始まるまでに、どこまで書けるかな? ガンバロー。

2006.9.19

備忘録

  1. 教育心理学会で発表した質問紙の発送
  2. 韓国出張のチケットの予約・購入(ホテルは?)。 「見積書、請求書、領収書」の三点セットを忘れずに。 早割21が有効なあいだに買わなきゃ…。
  3. 韓国の国際学会のpeer review用論文締め切り:10月20日。 しかし、Let me know if you have strong objection to this suggestion. と聞かれたら、まあ、complaintくらいは言いたくなるのが人情ってやつでは…英語は苦手だし。(T-T) 3000-5000wrdsだそうです。
  4. 27日の会議の議事録作成→リマインダーを兼ねて送信。 ていうか、子供じゃないんだから、忘れないでほしいです。orz
  5. 10月中旬くらいまでに、学内スタッフの日程確認→各協力校担当者(教頭、教務主任)に連絡・打診。 11月中旬?に授業見学。 8校、7名分の日程調整は大変…最終的には、自分のスケジュールで設定するしかないか? A先生、I先生、Y先生、済みません。
  6. 11月中旬くらいまでに(授業見学スタート)、 ある程度の結果(要約統計+相関くらい?)は説明できるようにしておく。
  7. 教育心理学会で発表したネタを論文にまとめて投稿
  8. 教授学習心理学会で発表したネタを論文にまとめて投稿
  9. シンガポールの調査日程の確定

で、岡山への出張は、疲れたけど、それなりに勉強になりました。 後楽園もちらっと見てきたし、台風の影響も避けられたし。 よかったと思います。 しかし、お城マニアのN先生は岡山城を見て来られたのでしょうか?

2006.9.13

なんとか、質問紙が完成しました。 成績評定も、半分終了しました。 韓国の国際学会のシンポジウムの取りまとめも上手くいったようです。

で、ふと気がついたら、 明日は非常勤の授業があったことを思いだしました。 もちろん、学会発表用のポスターは、、、まだ半分くらいでしょうか。(;_;) 他にも気になる仕事がいくつかあるけど、まあ、、、 新幹線の中で考えたいと思います。

あ、その前に、(岡山への)出張の申請をしなきゃ。。。 他にもすっかり忘れていることがありそうだなあ。(^^;)

で、来週は営業活動が毎日入っています。 結局、また休みがなしか。。。ふぅ。

2006.9.11

例の調査の備忘録です。

全部で1144枚あるので、、、だいたい一枚あたり3分かかるとして、 入力に必要とされるのは60時間といった感じでしょうか? 二人一組で入力するとして、120時間分の謝金が必要で、 その後の処理(上記)は…10時間くらいかな? それとも、20時間くらい必要か…。 まあ、合計150時間といった感じでしょうか。

ちなみに、学内の時給は、 (1)高校卒業後1年以内は時給800円、 (2)高校卒業後2年〜3年は時給850円、 (3)四年生、大学院1年は900円、 (4)大学院2年〜は950円です。 最終的には、高くもなく、安くもなくといった感じでしょうか。。。

一応、ネットで募集をしていますが、基本的には、 僕の研究室に来たら、有無を言わさず全員必修です。 ひとまず、10月に入ったら、速攻で可及的速やかに。。。 S、K、Yさん、マジでたのんます。m(_ _)m 本気でアテにしています。

でも、まだ、肝心の質問紙に対する改訂リクエストが揃ってないんですが。 う〜みゅっ。

2006.9.9

もう、9月なんですね。。。

休みの方が忙しいというか、まあ、なんというか、 ほとんど毎日ネクタイをしめていたような気がします。 理由は色々です。

別に、ネクタイをしめることなんかフツーのことで、 だからなんなんだという話になってしまうわけですが、 これは僕にとってかなり珍しいことなんですね。 誰か外部の人と会わない限り、 基本的にチノパンにテキトーなシャツで過ごしているので、 肩が凝ります。

で、今日も研究室で色々と作業をしているのですが、なかなか終わりません。 ひとまず、今日は以下の仕事が終わるまで帰りません。

で、NTUのT先生 たちと10月末に韓国でシンポジウムをやることになりそうな雰囲気なのですが、、、 どうなるんだろ?本当に今日中に取りまとめができるんだろうか。。。 ほとんどお任せモードなので、僕は気楽ですが。(^^;)

…と、気楽にかまえていたら、ナニやら巨大なPDFファイルがT先生から送信されてきました。 中身を確認したところ、学会のポスターでした。 たぶん、同じセッションの別の参加者にプレッシャーを与えるために、 リマインダーとしてメールを送ったんでしょう。 この辺りの事情はどこの国も同じようです。 そういえば、半年くらい前にK先生に送った原稿は、その後どうなったんだろうか…。 ま、あの本も取りまとめがかなり大変そうな感じがしていますが、 どちらも気長に待ちましょう。

で、お任せモードにできないのが、 仙台市教育委員会とのジョイントプロジェクトで、 T先生にご同行して、学校行脚をすることになりそうな感じです。 カンジじゃなくて、実際にご説明にうかがうわけですが、 学校訪問を毎日するのは大変そうだなあ。 どのように取りまとめをするのか、 調査目的と成果のフィードバック方法をきちんと説明しないと。。。 結構、悩んでます。

で、ボンヤリしていたら、9月30日、10月1日に 北海道心理学会と東北心理学会の合同大会が福祉大で開催されることに。。。 発表ネタはあるけど、さすがに体力的にも日程的にも厳しいので、 発表しようとは思わなかっただろうけど、、、はあ。

2006.8.21

相変わらず、大学が休みのあいだの方が忙しいような気がしています。 帰省の直前の週末は認定講習(教育の方法および技術)をやり、 帰省から戻ったらすぐに公開講座をやり、 それが終わったら教育委員会の仕事をやって、 それが終わったらA小学校の座談会に出席して、 それが終わったら韓国の国際学会のアブストラクトをまとめ、 それが終わったら教育委員会の仕事をやって、 それが終わったら県の教育センターで講演をして、 それが終わったら学会発表があって、、、 果たして、今年度はシンガポールに調査に行けるのでしょうか? 本当は、本も書きたいというか、書かなければならない気がしています。

もちろん、学期期間中も(瞬間的にですが)週に11コマもやっていたり、 S高校への出前講義でたまたまご一緒した他大学の先生から、少し驚かれてしまいました。 教育実習委員会も、これからが本番だし…いったい、なぜなのでしょうか? 僕の方が知りたいくらいです。 ま、後期は楽をしているのですが。

しかし、謝金を好きなだけ使ってイィですよぉ〜と、 悪魔のようなささやきを耳にしたような気がしましたが (それは、要するに、それだけ働けと…)、 マンパワーをどれだけ確保できるのか、ちょっと自信がありません。 半分本気で、ネットで分析スタッフを募集しようかと…。 いちおう、学部生、院生問わず、学内関係者の方で、 (最低限度)この内容くらいならば と思う方は、平までぜひご連絡ください。 日給?6,500円くらいという噂です。

2006.5.10

ダラダラと分析を進めていた実験データなのですが、意外と、(統計的には ^^;) はっきりした結果が、出てきてほしいように、面白い方向で出てきました。 某放送局でアナウンサーをしていらっしゃる某Tさんが、 頑張って実験をやってくださったおかげだと思います。 感謝、感謝。

で、某Tさんの名前で検索してみたら、さっそくヒットしたのですが、、、 なんか感極まって泣いてるし。w

でも、、、肝心の分析結果をまとめている発表原稿の提出締め切りが、 実は今日だったり。。。僕もちょっぴり泣きそうです。(T-T)

2006.5.2

うぅぅ、、、ジカれた。

ようやく、2年次の体験実習の振り分け作業が終了しました。 あちらを立てれば、こちらが立たずという状態で、ほとんど手作業でおよそ213 名の振り分け作業を、「エイヤッ」とやってしまいました。 意にそぐわないプログラムに割りふられてしまった人もいるかもしれませんが、 かなりギリギリの微妙なバランスのもとに成立しているので、 これ以上は もう勘弁してください orz というのが正直なところです。

これで、ひとまず、僕が担当している作業は終わったわけですが (引き継ぎマニュアルも作成? T-T)、、、 しかし、S先生はこれをほとんど独りで鬼のように入力していたそうで、 ホントに頭が下がる思いです。 きっとS先生も、途中でダークなキモチが沸々と。。。 ということは微塵もなかったと力説していましたが、実際、アレはかなり大変な作業だったと思います。

で、この振り分け作業をしながら、週に8コマの授業と、科研費の書類書き、学会の原稿書きを していたわけですが、、、ゴールデンウィークは、たぶん別の学会の発表要旨集 を書いているのでしょう(「でしょう」じゃなくて、確実に書かないと、イケナイのですが)。 トホホ。

2006.4.18

科研費、当たりました(正確に書くと、交付の内定)。うぅぅぅ。。。去年は(も?)辛かった。

でも、内容はほとんど去年と同じなのですが。

しかし、科研費が当たっても、(別のイミで)いまもかなり辛い状況にあるわけで、、、 ゴールデンウィークは教育実習の振り分け作業で潰れてしまいそうな予感がしています。 NUSでご一緒に仕事をしているLeong先生からデータを送ってもらったけど、 データの入力すらできない状況が続いています。

いやはや。。。

2005.6.10

気がついたら、もう6月も中旬ですね。。。。

相変わらず雑多な仕事にまみれて生活をしているわけですが、たまに、「茗渓学園」を検索キーワードにしてこのページに来る方がいるので、卒業生としてこの学校について少しコメントを書いてみたいと思います。

それで、まぁ、この学校は色々とクセがあるとは思いますが、たぶん、よかったと思います。 若干、浮世離れしているというか、無菌状態に近いというか、、、 世間と隔絶された感じがしないでもないのですが、 近所に住んでいれば、自分の子どもを通わせているかもしれません。 逆にいうと、このあたりのノリが鼻につく人がいてもおかしくないのかもしれませんが、、、、 いい意味でも、悪い意味でも、 校風としてある種のキャラが立っている学校かもしれないです。

それで、ここ最近はやや普通の学校に近くなってきたそうですが、やはり、学校行事の多さというのは、何だかんだ言って良い思い出です。僕は友だちと一緒に(アヤシイ)映画を撮っていて、あの時点では結構意欲的な作品だったと思うし、実際に沢山の人が見てくれて。。。ただ、いま観させられたら、遺書も残さずに飛び降りるカモ。まぁ、若気の至りってヤツということで。。。 そういえば、この学校はラグビーがわりと有名ですが、 (受験とかそういうのはほぼ完全に無視して) フツーの生徒も授業の中でわりと気合いを入れてやります。 自分自身は文武両道かどうか微妙ですが、 かなり色々とやらされたような記憶だけはあります。

それで、あらためて振り返ってみて、勉強方面で実は凄い贅沢だったなぁと思うことがあります。自由課題研究というものなのですが、「大腸菌を使った薬物耐性の研究」というタイトルでした(うろ覚えです)。

これは高校生にしては破格の内容で、なんと、筑波大学の医学部のM先生から研究上のアドバイスを受けていました(マジで)。 もちろん、ボンクラな僕一人ではとても太刀打ちできるような内容でなかったので、友だちと3人でチームを組んで取り組んだわけですが、まぁ、信じられないくらい贅沢ですよね。 その道の大家(実際に筑波大学からその筋では有名な研究所の副所長に転任されました)に、大学院生も交えて指導を受けるというのは、かなり恵まれた状態だと思います。 「僕はノートは全部英語でとってますが、何か?」と、 院生の方が仰っていて、衝撃を受けた記憶があります。

ただ、残念なことに、極上の大腸菌を分けていただいたのにもかかわらず、温度の管理がいい加減だったのと、培地の数自体が少なすぎたのが理由で、実験としては見るべきものは何もなかったわけですが。 いやはや。。。

ま、それでも、いわゆる本物の生物系の実験というのがどんなものか知る機会になりました。(←そんなオチで本当にいいのか? ^^;)

それで、その後は三人三様の進路をとったわけですが、僕以外の人間は二人とも理系の大学に進学し、一人は某大学の理科二類に行って何故だか銀行員になって、もう一人はC大学の医学部に進学し医者になり、今も医学部で研究をしているという噂です。 歩留まり?は1/3だから、良いのか悪いのかかよく分かりませんけど。

あとは…そうですね、受験に力を入れている学校かというと微妙なところがありましたが、 附属学校並みに授業研究を頑張っていらっしゃる先生が沢山いたかもしれません。 (僕がいた当時でも)帰国子女が全体の30%くらいいたし、 イベントの多さや寮生活の指導の負担などを勘案すると、トータルな力の入れ具合は本当に驚異的なものだと思います。

本学に来てから初めて知ったのですが、(教育研究の)業界的にはそこそこ知られている学校なのかもしれません。茗渓から大学に移った先生も結構いて、実際に、中三の時に担任をしていただいたK野先生とは仕事絡みでバッタリお会いしてしまいました。 意外と世間は狭いかもしれません。

まぁ、そんなこんなで、卒業から既に20年近く経とうとしていますが、他のみんなはどうしているんだろうか?

2005.5.13

教育実習委員会という学内的にはアレ(笑)だと言われている委員になっている関係上、教育実習に行く方々の様子をうかがう機会に色々と恵まれるわけですが、大丈夫なのかとちょっと不安に感じることがあるわけです。

具体的に言うと、指導案の書き方というか教材研究の進め方なのですが、受講アンケートをチラッと読んだところ、どうも教科書の中だけで発想が閉じているように見受けられます。「指導要領をきちんと読まなければいけないと思った」という記述は見られても、どうして指導要領がああいう内容と構成になっているのかとか、そういうことはあまり考えないようなのですね。(^^;

つまり、指導要領の背景には、各種の親学問というものがあって、そこでの知見や体系性があるのだとはあまり考えていないように見受けられます。 たぶん、その状態では、教材研究のレベルとしてイッパイ、イッパイなのでは、、、と思ったりします。 まぁ、ほとんど初めて教材研究をやるわけだから、教科書ばかりに目がいって、 指導要領くらいまでしかせいぜい注意が向かないのは仕方がないのかもしれません。

しかしですね、たとえば、大学で勉強するいわゆる『専門科目』というものが、いったい何のために用意されているのか、、、その存在意義というか、専門科目と教科書との繋がりがほとんどつかめていないような気がします。 教科によっては、親学問の体系性自体が見えにくいものがあるのは事実ですが (これはこれで大学教官の方に深刻な問題があるのでしょうが。。。^^;)、 しかし、大学での勉強は大学の中でのみ有効な知識であって、 小学校や中学校での勉強とは別物みたいな、、、 まるで何かの『学校知』のような状況というのは、冗談にならないくらい極めて問題があるのだと思うのです。 蛇足ながら、どうしてこんなことを勉強するの?と、 子どもたちに聞かれることがタマにあると思います。 このときによくでてくる回答として、「後になって役に立つ」とか、「勉強しな ければならないから勉強するんだ」というのがあると思います。 受験圧が高かった時代であれば、 この回答でもなんとかなったと思いますが、 今後もこれで通じるかというと、ちょっと微妙じゃないでしょうか。 小学生に10年後の話をしても、なかなか通じないと思います。 もちろん、人柄や人徳でついてこさせるというのもいいとは思いますが、 いつまでも若くはないわけだし。。。

授業の中でも繰り返し言うようになるのだと思うのですが、到達目標を設定するときには、それがどうして設定されているのかを考えられなければいけなくて、そのときには、(指導案に実際に記載するかどうは別として)親学問というか小学校なら中学校、中学校なら高校くらいの学問体系との関連性について言及できないと、やっぱり非常にマズイと思うのです。 たとえば、小学校の段階では「単位あたりの量」という概念がもの凄く重要視されるわけですが、 これは高校の物理をチョロッと勉強すれば何で重要なのかすぐに分かると思います (できればSI単位系その1その2までやってほしいけど)。

一例として力学的エネルギーの保存則を考えてみると、たとえば、 【エネルギー = 運動エネルギー + 位置エネルギー】 といった感じに使われることが多いわけですが、 運動エネルギーは1/2×mv^2、位置エネルギーはmghと表現されます。 つまり、数式的には一見すると別の単位系の足し算に見えなくもないのですが (ウサギと水を足しているような感じ?)、 ディメンジョン(kilogram×meter×meter÷seond÷second)という意味では同じジュールで表現できるわけです。 だから、見た目が異なる力学的エネルギーでも足し算ができるわけで、 モノには全て単位がくっついていて、 足し算と引き算では単位は変わらないけど、 かけ算や割り算では単位が変わってしまうんだねぇ(そして、その原則は小学校一年生の算数でも全く同じ)。。。といった感じです。

蛇足ながら、小学校5年で、テコの原理と天秤が出てきますが、ここではほとんどの子どもたちがかけ算でなくて足し算で計算しようとします。 これには色々な理由があると思いますが、おそらくかけ算をすることによって新しい単位が作られていることが大きいと思います。 授業の中では(というか、指導要領の中では)誤魔化されることが多いのですが、実際にテコの原理は「仕事の量」という別の概念に繋がっています。 重さと長さを足すのが理屈として変なのは分かるけど、 かけ算をしても何が求められるのかワケ分からんよ? といった感じでしょうか。 この部分に全く言及せずに流すのか、 中学校ででてくる「仕事の量」と関係していることをそれとなくほのめかすのか、 たぶん、理解の仕方はかなり違うと思います。 「先生が誤魔化したな!逃げたな?」と感じるか、 「新しい単位ができたんだ…」と感じるのかの違いでしょうか? 数学教育における用語を使うと、 内包量(intensive quantity)と外延量(extensive quantity)の違いとでも言い換えることができるでしょう。

他にも、天秤が斜めに釣り合ったときに、 単なる誤差や生徒の見間違いで済ますのか、 モーメントらしきものに言及するのかなど (もちろん、この場合にはcosθなどをもちだす必要はないけど、、、 お隣のN先生と雑談していたら、 cosの前にまずは力の分解が先だろうという話になりました)… 誤魔化し方には色々なバリエーションがあるけど、 推奨されるやり方と明らかに問題があるやり方とがあるのがわかると思います。 そして、教師が授業の前に仕込んでおくべき知識が沢山あるのもわかると思います。 蛇足ながら、「包含量では加法性(足し算、引き算)が成り立たない」と定義されることもありますが、 運動エネルギーなどでは加法性が成立します。 包含量は度(速度や密度など、単位がつくもの)と、 率(比率や割合など、単位がつかないもの)に分けられていますが、 厳密には、両者がうまく繋がっているとはとても言えないでしょう。 自然数から実数(有理数)へと拡張するあたりが難しいのかもしれません。 ていうか、有理数(rational numbers)という言葉自体が誤訳っぽいような…。

この辺りの事情をお隣のN先生の言葉を借りて説明すると、 生徒がつまずくところには学問的な対応関係があるということになるのでしょうか。 かの有名な遠山啓氏あたりの言葉を引用するならば、 障碍を持つ子どもが困難を示すところには、 学問的な意味が必ずあるとでもなるのでしょうか。

それで、この辺りの対応関係をよく分からないで指導案を作成すると… 授業をしている先生もよく理解していないことが多いようにも見受けられるのですが、やはり、 生徒がつまずく理由を明確にするためにも、 何を目指して教えるべきかをはっきりさせるためにも、 親学問の構造をある程度把握しておかないと悲惨なことになるのだろうと思います。 このような関係を図示したものとして数学教育:教材作成というページがあります。

もちろん、小学校5年生にテコの原理の本当の意味を授業で実際に教えるかどうかの判断は難しいと思います。 その時点で用意されている説明の道具立ての関係で、誤魔化さなければならないこともあるからです。 むしろ、高校までの段階では、全ての教科が誤魔化されているくらいに考えた方が穏当でしょう。 全てを厳密に定義して証明することが教育的な効果が必ずしも高いわけでもないので、 理科や数学などは、おそらく、 学部の教養レベルでも「かなり誤魔化されている」くらいに考えるべきかもしれません。 「これは後で厳密に証明するけど、今はひとまずこういうイメージで理解しておいてください」 とか、そういうことを言われた記憶があると思います。 まぁ、この証明は自分でやっておくように…で済まされることも多いかもしれませんが。笑

しかし、結果的に誤魔化す場合にも、 指導要領以上のことを分かったうえで誤魔化している場合と、 指導要領に書かれている範囲のことしか分かっていないで誤魔化す場合とでは、 大きな違いがあるはずです (つまり、許容される誤魔化し方と、そうでない誤魔化し方とがあるわけで…)。 また、指導要領に書かれていることまでしか分かっていない場合には、 他の先生が上手く誤魔化しているかどうかも分からないわけで、 授業参観などをしても、得られる知識に大きな差がでてくるのは言うまでもないでしょう。

こういう議論を極端に突き進めると、 指導要領を自力で書くくらいの労力が必要になるので現実的ではなくなりますが、、、 逆に言えば、だからこそ、指導要領のような形で何を教えるかのサポートが提供されているわけで、 教師の力量によっては、それをはみ出た内容を扱う裁量が委ねられているのですね。 というか、 これが重要だとか、ぜひこれを伝えたいという強い思いを持つことはとっても大切だと思いますが、 根拠もなしに思うのは、どう考えても好ましくありません。 もちろん、そういう熱意がない人は教師としてどうかと思うので、 そういう思いが強いこと自体は、 たぶん悪いことじゃないとは思いますが。。。 精神論や根性論ではいずれ限界が来るように思いますし、 場合によっては、もしかすると迷惑かもしれません(ここまで書くと書き過ぎか?)。

たぶん、指導要領を見て授業の核となる概念を発見することはある程度可能だと思いますが、 でも、これを教えたいという気分になるかというと、きっとならないでしょう。 単元の核となる概念の面白さを自分で発見したり、子どもに教えたり、保護者にその重要性を説明するためにも、 ぜひ、教科の学習に力を入れてほしいと思うわけです (そういう意味で、教科専門と教職専門のバランス は難しいのかもしれません)。 特に、この辺りの勉強は就職してからだと大変なので、 学生のうちにきちんとやっておくと後で楽になるのでは、と思います。

で、今日は、その辺りの話を授業できちんとしておかないと駄目なのだろうと思った次第でございます。(笑)

2005.5.12

講義と雑用?の合間に、息抜き的にチビチビと研究らしきものを細々と続けているわけですが、締め切りというのもはとにかく重なるもののようです。 ま、それでも二つ三つ程度なので、まだ少ないキャパシティの中でやり繰りできるわけですが。。。 ひとまず、「40年史のとりまとめメモ」、「教授学習心理学会の発表要旨」、 「OECD/JAPANセミナーの発表要旨」などがあって、 他にも渡航手続きも本格的に着手しなければならないようです(被験者への謝礼をどうするかも決めなければ。。。)

で、ふと気がついたのですが、後期に開講している幾つかの講義・演習を部分的に休講にしなければなりません。 そのアナウンスも早めにしておいた方がいいんだろうなぁ。。。 と思いつつも、まださすがに早いのかな? 集中講義の日程もそろそろ決めてもらわなければならないわけだけど、全く連絡が来ないし、、、 ナシにしてしまいたいけど。。。(←結構ホンキ ^^;)

といった感じにダラダラと過ごしていると、あっと言う間に10月になっていそうな気がします。(^^;

しかし、21日の結婚式は、どうやら主賓として招待されているようです。 トップバッター?のスピーチをしなければならないそうで、 酔っぱらう前に喋らせておこうという配慮なのかもしれません。 ひとまず、不穏な発言をしないように気をつけたいと思います。

2005.5.2

OECD/JAPANセミナーに参加できることになりそうです。 今日、某O様と某Y先生、某H先生との会合で、参加書類をいただきました。 勉強と同時に発表の機会をいただいたO様に感謝します。

一応、発表ネタは仙台市の学力調査プロジェクトを予定しています。 一粒で3度美味しいグリコの…ではありませんが(二度だったか? ^^;)、 かなり大規模な調査だったので、今年はこれだけで発表が終始してしまいそうです。 ひとまず、 6月23日・24日のOECD/JAPANセミナーではSEMを使った分析結果を発表し、 6月25日・26日の日本教授学習心理学会では「小・中学生の学習方略と成績評定の認知」というタイトルで発表し、 9月17日〜19日の日本教育心理学会では「教科と学習方略の対応関係の分析」というタイトルで発表する予定です。

しかし、こうやって見てみると、6月末は結構大変なのかも…。 5月20日前後に締め切りの原稿も二つあるし、 論文にしなければならないデータも溜まっているし、 …ていうか、渡航直前?に学会発表&集中講義が入りそうな予感がっ。。。 頑張らネバ。

2005.4.20

一部の講義でお話ししましたが、Webページのログを少し真面目に取っています。 ログを取っていることを気持ち悪く感じる人もいるでしょうから、 どんな感じに記録されるのか皆さんに少しお見せしたいと思います。

しかし、検索語も表示できるので便利なのですが、“ケツ”でヒットして見に来る人も中にはいるのですね。。。(^^; ちょっと驚きました。 確かに、このページの下の方で、ローライズのジーパンについて言及したときにでてきたようですが…。

で、試しに、ケツ、ケツ、ケツ、ケツ、ケツ、ケツ…ゲツ、ゲッツ(死語?)と連呼してみたりして。(笑)

蛇足ながら、こういう姑息なキーワード設定はSearch Engine Optimization (SEO)でもっともありがちで、もっとも馬鹿にされる手法なので、止めてた方が身のためだったりします。 その手のサイトに行くと、バックグラウンドと同じ色のフォントでその手の文字がビッシリと書かれていたりするので、検索サイトでヒットしても肩透かしを喰らうことがあるわけですね。 。。何でそんなことを知っているのか、僕に聞いてはいけませんよ。
【補足】その後、“ハミぱん”というキーワードでこのページを読みに来る人がいるのを確認しました。 同性としてその気持ちは分からないでもないのですが(笑)、しかし、こうやって自分のページがそのような動機で訪問されると、ちょっと不思議な気がしないでもないですね。。。(^^; ま、編集し直すのは面倒なので放置しておきますけど。

2005.4.17

単にドン臭いからなのですが、休みだけれども研究室に来て配付資料を大量にコ ピーしています。一週間分の授業の配付資料をコピーしているので、コピーだけ で3時間とか平気でかかります。(>_<) で、この時間が無駄だとは言わないけど、少なくとも紙資源としては好ましくな いのは事実なので、できれば紙じゃなくて電子的に済ませられるならばそうした いわけですが、、、なかなかそういう具合にはいかないわけで、ま、仕方がない です。

で、世の中なかなか大変な状況になっているわけですが、、、ま、政治的なことをここに書くのはヒジョぉ〜に問題があるので、止めておきます。(笑)

ただ、海外との教育協力に何となく関わっているので、色々と思うわけですね。 ひとまず、自虐史観と言われようとも、何らかの形で日本が迷惑をかけたのは事実でしょう。 特に、開戦から終戦あたりにかけて植民地経営が破綻していたのは明らかな事実だと思いますし、 その頃に戻りたいと思う日本人も非常に少ないと思います。 そいういった意味で、戦争責任がゼロだったと言いはる人は、作る会の人たちでもさすがに皆無のはずですが、、、 しかし、それでも歴史の記述というのは様々で、なかなか面白いものですね。 ひとまず、そういう面白さを享受できる国に生まれてきたことを、我々は素直に幸せに感じるべきなのだろうと思います。

しかしですね、相対主義的な考え方を鋭く批判した有名な学説として Perry's Stage Model of Personal Epistemology(cf. [1]http://yucca.uoregon.edu/wb/model/Epistemology.html, [2]http://www.evergreen.edu/washcenter/resources/acl/iia.html) というものがあります。 これは、非常に大雑把にいうと、人間は以下の4段階を経て“真のインテリ”(笑)になると考える学説です。 最後のステージ辿り着いていない人は『似非インテリ』と言えるので、 相対主義的な発言を聞いたら、即座に『あんたは似非…』と突っ込んであげましょう。(←大嘘)

  1. Dualism: 善と悪の二元論的な認識論
  2. Multiplicity: 世の中には様々な意見や考え方があることを認め、それぞれを平等に扱う
  3. Contextual Relativism: 立場(文脈)を考慮して意見を理解しようとする
  4. Commitment within Relativisim: 特定の立場(意見)をとるリスクを理解した上で、異なる意見の中で1つのものを主体的に選択する

つまり、相対主義者というのは一見すると賢いようだけど、 非常に無自覚で無責任で、時と場合によっては害悪となるかもしれない存在だ 、、、ということで、最終的には、様々な知識を学んだ上で何らかのコミットメント(一家言)が求められるという話です。 極端な言い方をすると、知識が増えたのは善いとして、結局あなたの意見は何なんだ?と問われたときに、 何も答えられない人間は、『知識がないのと大して変わりがないのでは?』ということです。 だから、principleがない人間は駄目なんだと、、、すっかり自分のことを棚に上げて書いているわけですが。(^^;

ま、この日記ページで、だからどうだと言う気は全くありませんが(笑)、中途半端な相対主義者にならないように頑張りたいものですね。 。。そういえば、この認識論的な発達モデルは授業の中でも取り上げているのですが、パワポの資料をHTML化するのを忘れてました(サボってた? ^^;)。

蛇足ながら、このPerryの認識論は最近?流行っている批判的思考(Critical Thinking)を支える哲学的な理念にもなっているようです。 personal epistemologyとcritical thinking をキーワードにして検索すると色々なページがヒットします。

2005.4.12

NUSから正式にアクセプトされたようです。 学振で担当をしてくださっている方から連絡をいただきました。 ひとまず安心したとともに、きっちりと調査をしてこないといけないなぁ、と少し緊張しています。 9月は教育実習や集中講義と並行して準備を進めなければならないので、かなり大変そうな予感がしています。
 ていうか、9月には教育心理学会もあったんだったけ・・・あっ、原稿の締め切りが来週デチタ。(^^; 危ない、危ない。。。週末にちゃちゃっと仕上げてしまいましょう。

あ、危ないと言えば、40年史の原稿もそろそろ完成させなければ、、、。orz

2005.4.7

引っ越しが終わりました。。。でも、まだまだ片づいていません。 なかなか終わらないです。

で、気がついたら、新学期。(>_<)

2005.3.7

一応、隠密系のお仕事も一山越したような気がします。 で、来年度からは少し本業の方に力を入れたい…と強く願っているのですが、 色々なよくないお誘いを受けています。 ひとまず、お断りはできないわけですが、いやはや…。 年回りからいってお引き受けするしかなさそうですが、 本当に大丈夫なんかな…かなり憂鬱。

で、本当に引っ越ししそうです。研究室もご近所のN先生のご近所に引っ越します。 これで名実ともにご近所ということになるわけですが、、、 気がついたら体育のM先生がはす向かいのブロックにお住まいのようで、 他にも本学関係者が沢山住んでいることを発見しました。(^^;

2005.2.14

世の中は、どうも、というか、明らかにアノ日らしいのですが、ま、そういう世事とは関係なく過ごしているわけですよ。 ま、だからといって寂しいとか、悔しいとか、絶望しているとか、 そういうことは全くないわけですが(ならば、強調するなって T-T)、 しかし、正規の授業期間が終わっても忙しいのはタマラナイです。 ただ、SさんとTさんにお願いしていた分析と、 僕が馬車馬のように分析した結果を無事に2月10日の研究会で発表できたので、 これはこれで大変ハッピーです。 こういう喜びがなければ、こんな商売はやってられないと思うわけです。

で、色々な作業を進めつつ、JSPSから内定を頂いた裏?交渉も進めているわけですが、こちらも今のところは順調そうです。 もちろん、NUS側がイヤぁ〜んって言ったらご破算になるので、まだまだ予断を許さない状況が続いています。

で、今日から本学の基幹サーバーが本格的に稼働を始めました。 実質的に三日間で移行作業が終わってしまったようです。さすが、プロ。 細かいところでアレっと思うところがあるものの、メールサーバーの挙動は大変軽くて快調です。 来年度は情報機器操作の担当に返り咲いてしまったので、これはこれでなかなか大変そうですが、ハードウェア的にはかなり改善されたように思います。

ということで、日記の更新を兼ねて、サーバーの運行状態を確認してみるテスト。

2005.2.3

SEMの分析がひとまずうまくいきました。 NFI (Normed Fit Index) が.96だしSRMR (Standardized Root Mean Square Residual) も.043だったので及第点くらいはとれそうです(たぶん…^^;)。 誤差項のあいだにパスをひくのは邪道∩負けとほざいていたのにも関わらず、 一本ひいたらうまくいきました。(笑う) ただ、その変数間の関係は、 今回の調査では質問項目に入れるのを見送った要因に相当する内容だし、 発達的な変化に対応した説明もできるし、 一応、理論的な面での整合性はオーケーでしょう。

ちなみに、NFIは経験的に.90以下ならばモデルの改善の余地があると言われていて(マニュアルのp408)、 SRMRはだいたい.05未満というのが一つの判断基準らしい。 SRMRは実測値と理論値の残差の平均平方根だから、数式的に理解がとても容易で便利。 なので、個人的にはSRMRの方を是非採用したい。(謎)

しかし、、、明日?の40年史の原稿はほぼ未着手…トホホ。 ていうか、そもそも、月曜・火曜は東京にJICA絡みの出張で、木曜日にこの結果の報告会ですね〜。 おホホホホ。(怒)

マジで悶絶しそうです(2月4日3:30am)。

2005.1.28

もはや、日記ですらないような気がしますが…ひとまず、AMOS4関連の作業メモを書いておきます。 現行のAMOSはVersion 5だけど、ま、現状どうしようもないので…(既にStatisticaに戻りたくなっている ^^;)。

Estimate means/interceptsを選択すると、GFIなど適合度指標が出力されない

これはどうしてか不明…ですが、マヌアルにそのように書いてあった ので、仕方がないのでしょう。諦めて、RMSEA(Root Mean Square of Errors Approximation)を使うことにします。 ちなみに、 平均値・切片を推測するオプションは、欠損値があるときや、 平均値構造を導入したモデル(実験条件どうしで係数が違うかどうかを調べたい)で必ず選択するので、 気がつかないと悩みます。AMOS4のマヌアルのどこぞに書いてあったような…。 これで一日潰れました。

タイトルのキャプションに\groupと\formatをつけるとよい

条件ごとにパス図を表示するときにはつけておいた方が吉。

分析のプロパティの中で指定するオプション

ひとまず、平均値構造(Critical ratiosを除けば他の一般の分析でも似たようなものだろうけど)を分析するときには、 Standardized estimates、Squared multiple correlations、Critical ratios for differencesは絶対に落とすことができないわけですが、他にも、 Indirect and direct effectsとCorrelations of estimatesもチェックした方がベター。

パス(平均値、切片の変数も含む)に名前を付けるマクロがToolに隠されている

もちろん、隠しているわけではないのでしょうが、とても気がつきにくいです。

RMSEAの値は.08前後以下であれば、モデルの採択に関して吝かではないらしい

RMSEAの計算式をきちんと理解していないのでアレですが、 (マニュアル作成者の個人的な意見として) a value of about 0.08 or less for the RMSEA would indicate a reasonable error of aproximation...だそうです。 .05以下ならば胸を張って自慢しろと書いてあります(ちょっとウソ)。マヌアルのp403参照。

欠損値データを除外するスクリプトの実行

【ファイル→新規作成→シンタックス】でスクリプトの作成ウィンドウを開く。 スクリプトを実行するのは、シンタックスエディタの中で、【実行→すべて】。 で、こんな感じのスクリプトを書く(半角ピリオドはコマンド文の終端を表す)。
FILTER OFF.
USE ALL.
SELECT IF(NMISS(group1,group2)= 0).
EXECUTE.
 nmissが欠損値の数え上げ関数で、返り値が0でないケースはデータから『削除』される。 スクリプトを実行する前後でデータのファイル名を変えないと、非常に危険です。 この辺りのインターフェースは、明らかにStatisticaの方が数枚上手カモ (こういう細かいところが分析では意外と重要だったりするので、乗り換えるのは結構大変です)。

特定の値を持つ条件(ケース)を分析から除外する

これも慣れればどうってことはない話ですが、 【データ→ケースの選択→IF条件が満たされるケース】でこんなふうに条件を指定します。
   subject~="English"
 なんかの正規表現っぽい論理式ですが、これによってEnglishにマッチするケースが分析から除外されます。 データシートからは削除されません。 文字列の場合はコーテーションマークで括り、数値の場合は以上、未満なども指定できます。

AMOSの図を加工する

たぶん、AMOSで美しく作図することを期待するのは間違っているのでしょう。 Toolの中からOUTLINE表示するオプションがあるので、 スケルトン状態にして、 そこから適当な画像編集ソフトへコピーしてフィニッシュまでもっていくのが良さそう (MS-Wordに図として貼り付けると、いい感じ?に編集できる) …しかし、だいぶ慣れたからいいんだけど、無理してAMOSを使う意味があったのだろうか? 二、三日でマスターできると思っていたけど、さすがにそこまでは甘くなかった。(^^; 共分散構造分析の中身を含めて、まだまだよく分かっていません。

しかし、ネットを検索して初めて知ったのですが(不勉強も甚だしい…^^;)、 誤差項間にパスをひいちゃう人もいるんですね。 やはり、これは単なる怠慢というか、心理学的な理論として非常におかしいことだと思います。 統計的には勝利かもしれないけど、理論として負けているというか… などと言いながら、適合度指標が悪かったりすると、僕もパスをコッソリひいちゃうかもしれないけどね。笑

で、今回のデータは総数が4000名近くあって(これはかなり自慢していいはず)、 回収率はほぼ100%で、欠損値も極めて少ない方なのですが、それでも、 欠損値のあるデータを削除していくと200名くらい削ってしまいます。本当にもったいないなぁ…。

2005.1.27

昨日はOECD/PISAの学力調査を取り仕切っているシュライヒャー博士の講演会に出席してきました。いま必死になって分析している調査の項目と結構被っているのでなかなか面白かったのですが、ヤッパリ、ドイツ人が話す英語はとっても聞き取りやすいですね。…って、それが感想かよ。(^^;

ひとまず、今回のOECDの調査で読解力の学力が低下しているように見えているのは、成績下位層の成績が著しく下がったことが原因のようです。いわゆる学力の二極化がこういったところにもジワジワと現れてきているのは、結構深刻な問題かもしれません。いまやっている調査では、学力の高さ(+学習方略の良さ)が、社会的な階層を反映した項目と、教員との関係の良さを反映した項目の二つと強く結びついていることが示されているのですが…ひとまず、こんな日記を書いている暇があったら、報告書をとっととまとめなければ…。(^^;

それで、分析するソフトをStatisticaからSPSSに乗り換えてみました。 StatisticaでもSEMというか共分散構造分析はできるのですが、(僕が知る限りでは)図を出力できないので、SPSSに移行しようと考えたわけです。 だけど…AMOSの4.1を使っているのですが、インターフェースを英語モードにしないとメニューから全て文字化けするんですよね。 まぁ、それはそれでいいんだけど、出力する図も英語しか受け付けないようで、これが一番厄介かも。 やはり現職の先生方に見せる場合には、こういった項目も日本語にしないと不親切なわけで、、、 それだったらStatisticaでもよかったんじゃないかとチラッと思わないでもないです。

ただ、ウィザードの作りとしては、慣れているのもあるだろうけど、SPSSよりもStatisticaの方がこなれているような気がします。 どっちのソフトを使っても同じようなものですが、やはり、図の出力に関していうとStatisticaの方に軍配が上がると思います。 特に、分散分析を行ったときに、統計値と同時にグラフが表示されるのはStatisticaが優れているところでしょう。 統計的に有意な差があったのは分かったけど、どっちが上なのか知らないで分析結果をまとめるような、そういう間抜けなエラーを未然に防いでくれるのは親切かもしれません。 どんなに統計学に詳しくても、散布図などグラフを使ってデータの特徴を把握することはとても大切なことだと思うのですが…。

で、今更ですが、ここ最近は統計学の勉強をし直しています。 ひとまず、誤差の最尤推定を勉強するために、正規分布まで立ち戻って整理し直していました。 いつまで経っても穴ばかりで、他にも項目応答理論などもそろそろ勉強しないといけないし…時間が足りない。 今更ながら、40年史の編集委員を引き受けたことを激しく後悔しています。 いや、ホントに…。 などと、日記に書いても全く意味がないわけですが…シクシク。 しかし、大学ではこの手の雑務の配分具合がかなりアンバランスだと思います。 何とかならないものでしょうか?

2005.1.25

徐々にスケジュールが詰まって参りました。 普通の学期期間中よりも、休業中の方が忙しいです。 本当に目がまわりそう…。(号泣)

でも、仙台市の教育委員会と連携して行ってきた調査の結果が出てきて、 これの分析をしているのはとても楽しいです。 新たに調べてみたい項目が幾つかでてきました。 そのうち、附属学校にお願いして調査をしたいと思います。

ただ、分析のお手伝いをお願いしているSさんとTさんは、 ちょっと?苦しいかもしれませんが(笑)… 確かに、120個を超える分散分析表を作成するのは大変だし、 50個以上?も相関行列に色を付けて提出しろというのは、 若干?あり得ないかも。(^^; 本当にお二人がいて下さって助かってます。 忘年会のときに前もって奢らせて頂きましたが、 さすがに良心の呵責を微妙に感じつつあるので、機会を見て何かご褒美を差し上げたいと思います。

しかし、真面目?に生きていると良いこともあるようで、 学術振興会の二国間研究者交流プログラムの内定が出ました。 ただ、これは学期期間中…。(^^; まぁ、調査のタイミングを考えると、どうしてもこちらの学期にかかってしまうのですね。 で、その範囲の中でこちらの都合とあちらの都合をすり合わせると10月しかないわけで、 決して、授業をサボりたいとかそういうわけではございません。

2005.1.7

日記を書いているときは、精神的に煮詰まっていることが多いわけですが…昨日に続いてメールと関連した話題です。

スパムメールの中では文字化けメール(解読不可能な中国からのメール)が非常に目立つわけですが、他にも色々なメールが含まれています。 スパムとウィルス付きのメールは基本的に別物だと思うのですが、ウィルス付きのメールを送ったことを通知してくるメールも含まれているので、分類がいささか厄介になります。

何を言っているのかよく分からないかもしれないので補足しますけど、 ここ最近のウィルス付きのメールでは、送信者のアドレスが詐称されている場合がほとんどです。 つまり、ウィルスに感染したPCを利用している人ではなくて、別の人のアドレスが送信者として騙られることが多いわけです。 ウィルスを作っている人たちは、巡回ソフトなどを使って、Webページに公開しているメールアドレスを、騙る対象として怪しいデータベースにせっせと登録しいってるのですね。

つまり、何が迷惑かというと、僕を含めてウィルスメールとは無関係な人間に対して、 『あんたはウィルスメールを送ったぞ』と通知するサーバーが非常に多いということなんですよ(随分長い前フリだな…)。

で、この手の自動応答メールには辟易しているので、Spamassasinやprocmailでサクッとブロックしているわけですが、ac.jpドメインからのメールまでもブロックするのはさすがにアレなのです。 それで、『サーバーの応答設定を変えてもらえませんか』と要望を出してみたのですが、どうもそういうポリシーのようで、変更が難しいようです。 (悪意を混じえて?笑)要約すると、『我々も被害者であり、メールでの問合せシステムを、自動応答に設定したのも、毎日数百通ものウイルスメールがくることによる対策からです』となるようで…。

まぁ、そういうものだとは思うのですが…ただ、数百通スパムを毎日受信して、自動応答で数百通も毎日返信しているという状況は、 その組織が、毎日数百通もスパムを送信しているように外部からは見えてしまうような気がして、なんだかなぁという気がしないでも… 。(^^; 中華スパムもそうですけど、本当にネットワークがどんどんと使いにくくなってます。 何とかならないものでしょうか?

2005.1.6

気分的にはまだまだ正月がまだ明けていませんが、いきなり隠密なお仕事でヘロヘロです。 正月に暴飲暴食したのも手伝って、体調不良になりつつあります。 いやはや…。

で、スパムの集計をしているわけですが、12月はとにかく酷い状況でした。 傾向はこれまでと同じですが、やはり中華スパムの量が更に増えています。 もしかしたら何か意味のあるメッセージが送られているのかもしれませんけど、ここまで多いと、CNドメインからのメールは本当に誰も読まないのでは…。 しかし、意味のあるメールが一日に10通程度というのは、結構いい線いっているような気がするなぁ。

Sum of SPAM
procmail0408.log:2963
procmail0409.log:2992
procmail0410.log:2904
procmail0411.log:2811
procmail0412.log:4531
procmail0501.log:711
Sum of NON-SPAM
procmail0408.log:493
procmail0409.log:728
procmail0410.log:541
procmail0411.log:601
procmail0412.log:466
procmail0501.log:49

procmailの後の4桁の数字は西暦の下二桁+月を表している。
2004.12.21

久しぶりの日記になるわけですが、もしかしたら担当している専攻の学生さんたちが情報処理センターのFさんにご迷惑をかけているかもしれないので、コンピュータに関するTIPSを少し書いておきます。

で、問題はバックアップの取り方です。 非常に古典的で、何をイマサラって感じがしますが、意外とそのレベルで苦しんでいる人がいらっしゃるようです。 バックアップの取り方については、かなり前にこんなことを書いていましたが(記憶が確かならば、この文章は1999年頃に書いたはず)、基本的な考え方は何も変わりません。

>> ついつい忘れがちであるが、とりあえず、
>>  (1)30分作業したら一回はデータをセーブし、
>>  (2)その日の作業が終了するときには、安全なメディアに更新したファイルをコピーしておく
>> ことを強くお勧めする。

これに尽きると思いますし、それ以上のものでもありません。

ただ、自宅でもネットワークを利用できるならば、もう少しエレガント?な選択肢もあります。 これは1999年頃にはあまり考えられなかったやり方ですが、メールでバックアップをとる方法です。

やり方は非常に簡単で、ファイルを添付したメールを自分自身に送るだけです。

まぁ、こういうことを書くと、それこそのようにバックアップを取りたがる人もでてきて、それはそれでシステム的に危険かもしれません。 バックアップファイルを保存するのは、本学以外のアカウントにした方がよいでしょう。 yahooでも、 infoseekでも何でも構わないと思いますので、 Webベースのフリーメールサービスを探してください。 たとえば、yahooでは、受信可能なメールの容量は100メガです。 FDで換算するとだいたい70枚程度です。 卒論のデータや文章を毎日送っても、一ヶ月はもつはずです。 全てのバックアップファイルを保存しておく必要はないはずなので、適宜整理していけば、半永久的に使えるはず。 しかも、タダ

たぶん、バックアップを取らずに自爆する人というのは、こういう情報を探すことをしない人だと思うので、あまり意味のない文章かもしれませんが…まぁ、それでも無いよりはマシかな、という感じでしょうか。(^^;

しかし、この文章を書いていた時点では、(部分的にせよ)NECの98シリーズがまだ現役で動いていたんですねぇ。 もの凄く昔の話のように思っていたけど、5年しか経っていないのか…。 歳はとりたくないものです。(謎)

2004.10.15

大学運営会議ニュースの第2号 と昨日の日記の内容が被っていました。(^^; たまたまだと思いますが、でも、それくらいインパクトのあるニュースなのでしょう。 特に、本学のように教員養成系の大学では、 「現職の先生方と関わってナンボ」というのがあるのは事実だと思うので・・・ もちろん、それぞれの専門性を通じて現場と関わっていけばいいので(というよりも、それしか方法がないわけで)、 色々な関わり方があるとは思いますが・・・ スーパーティーチャーみたいな実務系?のスタッフが増えるのは良い話だと(個人的には)思います。
 どういう体制がいいのかは関係各機関と相談して判断するのでしょうが・・・。

それで、科学研究補助金の申請書類をチマチマと書き進めているのですが、 今年が「若手」枠で申請できる最終年度になっています。 2001年度に当たったきりなので、何とか当てたいのですが、どうなるのでしょうか? N先生の科研費に相乗りさせていただいているので、何とか自立しなければと思うわけですが・・・。 一応、ネタは「昨年度落ちたテーマの焼き直し」でいこうと思います。(笑)
 別に、やる気や時間がなくて同じネタを使い回しているわけではなくて、 面白い結果がそこそこ出ている(と、自分では思っている)ので再挑戦するわけですが・・・ 果たして吉と出るか凶と出るか・・・いずれにしても、 宝くじは買わなきゃ当たらないので、また今年も性懲りもなく出すわけです。

しかし、科研費の申請内訳を見てみると、旅費と謝金と書籍費だけで、しかも年間予算が100万以下という少額。 初年度なんか50万円を切ってます。(^^; ま、しょせん思考心理学というのは軽実験系なので、その程度で十分なのですが、 工学のような重実験系の申請額と比べると笑ってしまいますよね。 N先生も仰っていましたが、やはり、科研費というものは、金額の問題じゃなくて、ある種のプライドの問題なのかもしれません。 こんなふざけたことを書いていると怒られてしまいそうですが・・・。(笑)

しかし、 エフォート率 (研究代表者又は研究分担者の全仕事時間に対する当該研究課題の実施に要する時間の割合)ってすんごく難しい数値ですよね・・・。 昨年度は馬鹿正直に20%に設定してしまいました (だって、どう考えても、それ以上は不可能なんだも〜ん T-T)。 今年は、この研究にかける意気込みを考慮して、試しに50%にしてみようかと、思います。 ま、120%(波動砲かヨ? ^^;)とかにすると、さすがに落とされるんだろうけどね。(笑)

2004.10.14

二部会(正式名称は、教育大学協会の教育学・心理学部門の東北支部会?)というのが、本学をホスト校にして11月中旬に予定されています。 その作業メモというか、談話題になりそうな専門職大学院関連のリンクをいくつか残しておきます。 大半が不正確だと思いますので、修正意見をください>関係者各位

ひとまず、専門職大学院というのが出てきた経緯を少し振り返ってみたいと思います。

まず始めに、【教員の資質能力に関連する審議会委員の主な発言】に 示されている以下のような発言が発端になっているようです。

2. 管理職の資質能力に関するもの
○ 現在の教育改革の中での、教育現場の苦労は理解できる。最近の校長にはトップとして必要な人事、服務関係の法律・規則、予算管理、財務、地域との連携等といった能力が求められる。アメリカの大学院では学校経営という教育が受けられるように、日本でも校長という専門職の訓練や教育機関が必要ではないか。

次に、上記のような発言を受けて、 【教育職員養成議会及び中央教育審議会の主な提言と対応状況】 のような対応が施策として実際にとられるようになってきたのかなぁ・・・。

2.教養審第2次答申(平成10年10月29日)
2.2.現職教員の修士課程在学・専修免許状取得を促進するための支援措置を講ずる
○修士課程への多様な形態での在学を容易にするため、研修等定数の充実、新たな休業制度の創設等を検討。また、現職教員が夜間課程等に通学する場合の校務への影響に配慮し、非常勤講師の配置を検討。
○特に若手教員対象に修士レベルの教育機会を充実。当面は10年間で対象年齢の現職教員の15〜25%に修士号・専修免許状の取得機会確保。前半5年で毎年5千〜9千人、後半5年で毎年8千〜1万3千人と試算。
○6年在職6単位の専修免許状への現行上進要件を12単位以上に強化。
○修士号・専修免許状の取得者には、給与上の措置など適切な処遇を検討。

そして、中央審議会の部会のまとめとして、 【「これからの教育を語る懇談会」(第一次まとめ)について】 が提出された、と。

(1)教員養成の専門職大学院(教員版プロフェッショナル・スクール)の設置促進
 学校教育の直接の担い手である教員の資質能力や、校長等の管理職のマネジメント能力などの飛躍的な向上を図るため、教育現場の様々な課題に正面から取り組む、高度な専門性と実践的な指導力を備えた教員を養成する専門職大学院の設置を進める。
 その場合、教育実習などの教職専門科目の重点的履修、指導力に優れた現職教員や教育行政の実務家等の大学教員への積極的登用など、高度専門職業人養成を目指したものを検討するとともに、高い使命感や幅広い社会性の育成にも十分留意すべきである。また、校長等の管理職や教育行政のプロの養成の場としての役割等についても検討する必要がある。
 専門職大学院については、教員の養成、研修、評価等において社会的に主導的な地位と役割を果たし、その修了者が採用、処遇等における優遇措置を講じられることを希望する。

参考資料としてはこんな感じ? 本当は、教職10年経験者に対する研修とか、教員免許の更新制も関係してくるけど、さすがに面倒なので省略。(^^;

しかし、これらの動きと並行して、 「教員養成のカリキュラムの在り方と教育体制」 というのが検討されるようになっているわけで、 必ずしも、教育学や心理学だけが重視されているわけではない、と。 まぁ、当たり前ですが、教科の知識がないと教員としては駄目だということになるのでしょう。 特に、小学校教員であったとしても、教科に関して何らかのピークを作っておくべきで、 それを形成するためには4年間ではとても足りないという格好になっているようです。 なので、専門職大学院のコアは、教育学や心理学、特別支援関係ではなくて、各教科教育系統の専修になる…のかなぁ?

実際には、この辺りの教職専門と教科(教育)専門のバランスは難しいと思います(教科指導と学級経営のバランスでしょうか)。 結局、学校の先生自身が生涯学習を実践しないと、、、ということで、ある種の先生方にとってはとても大変な時代になりつつあるようです。 主事や管理職などを意識的に目指さない?、普通の教員も、今後は修士号くらいはとっていないとマズイだろうということになるのは確かでしょう。 ま、スキルアップを公的に支援してくれるわけだから、普通に考えたら、これはとてもいいことだと思いますけど。(笑)

ただ、大学としては、以下の3つに違いがあるのかないのか…実務家教員の配置の問題も含めて、つめなければならない問題は山積しているようです。 他にも、親学問の論理を教員養成の場に持ち込みたがる大学教官の体質改善とか、色々あるとは思いますが…。 いずれにしても、教育委員会や現場の先生方からどのようなニーズが上がってくるかの見極めを誤ると、というよりも、関係各機関ときちんと連携していかないと、駄目なんでしょうね。

追加資料

で、今日からゼミが始まったわけですが、ゼミのキャッチフレーズを「アヤシイ学習方略ゼミ」にしようとしたら、Sさんから、「変な名前を付けないでください」と教育的指導を受けてしまいました。 ということで、「ブリリアントな学習方略ゼミ」ということでいきたいと思います。 Tさんも、嫌がらずにどうぞよろしくお願いしますね(こういうことを書いているから、嫌われるのか?)。

2004.9.30

今日はとてもめでたい報告を受けました。 研究室の卒業生のI君とEさんとが結婚することに決まったそうです。 色々と大変なのはたしかだけれども、結婚なんて、本当に勢いだけなので、 あとは途中で減速したりしても、まぁ、なんとか続くのでは…と、 自分のことを棚に上げて偉そうなことは全く言えないわけですが(^^;、 とにかくいい話を聞くことができました。 他人事ながら、とても嬉しかったです。

で、以前からもそうですが、SPAMのタイトルに、 ここ最近特に気になるフレーズが増えているような気がします。 一般的に、洋物のSPAMは、投資関係、学位関係、クスリ関係が多いのですが、 思わず見に行ってしまいそうなタイトルが… それは、Put an end to hair loss today!

To DO list


2004.9.20

どうも父や母にこの日記を読まれているようです(妹がチクったか? ^^;)。 それで、母経由でカミさんにばれてしまいました。

複雑でも何でもない経路なんですが、自宅のパソコンの前で正座をさせられて、「ホレっ!どこのページなんじゃ?あ〜ん!?」と肩を小突かれながら震える右手でマウスをクリックし…と話を少し作りすぎると、本気で怒られてしまうので… まぁ、ほどほどにしておきますが…(ホントに、本気にしないでくださいよ!マキオは強く生きてます>関係者各位)。

それで、今週の課題を書いておきます。もちろん、自分のための作業メモです。

一応、上から順にプライオリティが高いつもりですが、研究関連の作業の順位が若干低いような気がするけど…他にも結婚パーティの司会や、家探しや、隠密系の仕事も並行して行なっていたりするので、ひとまず、これが限界かも。他に見落としている仕事がないことを祈っています。

ちなみに、来週末は、2日の午前中に幼稚園の運動会があるのですが、 それが終わったらそのままの足で横浜へ行って結婚式に出席・パーティの司会をして、 夜行バスで仙台に戻ったら小学校の運動会に出て、リレーに出るそうです。

ちなみに、このあいだ、定期預金の解約をしてきたのですが、 普通預金と間違ってしまいました。 自信がなかったので、電話でカミさんに「これって普通(預金)だよね?」と通帳を見ながら確認して、 「そうだよ。フツーにすればいいんだよ?」と返答をいただいたので、自信を持って、 「普通預金」の方に○をつけたのですが…どうも違ったようでした。 銀行が苦手なのは自覚していたけど、ここまで駄目だったとは、実は微妙にショック…。 無力です。
【後日談】 その後、 共済の積立金の解約を申し込むときにも、事務の方々に色々とご迷惑をかけてしまったようです。 『通帳の仕組みが分かってないボンクラが、訳わかんないイチャモンつけてるよ〜。 困っちゃうなぁ!もうっ』だったんじゃないの?と、カミさんに言われてしまいました(ほぼ原文そのまま)。 単に、僕は通帳をもって行って、渡してくればいいだけってカミさんに言われたから、そうしたのに…。 今もって、何がどう間違っていたのか、僕にはあまりよく理解できていません。 無惨…
 そういえば、この手の惚けた話で思い出したんだけど、 僕は小学一年のときに公衆電話をかけられなかったんだ…。 どうしてかけられなかったかというと、 受話器をあげてからお金を入れるという理屈が分からなかったからで、 何度も何度も、10円玉を入れてから受話器をあげて、、、 という悲しい思い出を思い出しました。 あと数年で40歳になるわけですが、あまり進歩がないかもしれません。
 息子もかなりボンヤリしているタイプなので、彼の将来も少し心配です。 ちなみに、彼は年長さんですが、 減加法、減々法と二桁の繰り下がりが2つある引き算あたりまではほぼ大丈夫そうで、 5の段のかけ算も時計と合わせて何とか辛うじてできていますが、、、 面積の概念はまだちょっと厳しいようです。

2004.9.10

新居探しの続報ですが、どうやら決まりそうな雰囲気です。

当初は「とにかく安いの」を探していたわけですが、結局、予算的には500万円ほどオーバーしてしまいました。 我が家的には大変厳しい。(泣)

ただ、たぶん、それだけ良いものだと思うし、客観的にというか相場的に妥当な金額だったと思います。 上物の状態を考えると、むしろ驚くほど安いような気もチラッと… だから、無理をしてでも購入しようという気になったわけですが… なので、カミさんも全く文句はないわけですが… これから巨額の借金をウン十年も背負うことを考えると、恐れおののいてます。 カミさんは夢の中でうなされるそうです (でも、僕はよく寝てます)

2004.9.5

なんだかすっかり夏休みっぽい?雰囲気で、日記の更新も滞りがちですが、ここ 最近は積ん読状態だったペーパーバックを何冊か読んでました。 The Minds of Billy Milligan、Flowers for Algernonあたりと、 The Curious Incident of the Dog in the Night-timeを読みました。 今はApollo 13とThe Catcher in the Ryeをトロトロと読んでいるところ…。 一応、英語のお勉強も兼ねて、、、語彙力が圧倒的に不足しているというか、 普通に生活?をしているとどうしても読む対象が偏ってしまうので、 たまには小説でも読んでみようかな、というのが理由でしょうか。 他にも読もうと思っていたんだけど、論文を読んだり、データ入力をしたり、 集中講義の準備をしたり、、、そんな感じで毎日があっという間に過ぎて行ってます。

あぁ、、、正直に言うと、実は家探しをしていて、それが一番ヤヤコシイかもしれません。 仙石線と北環状線に挟まれているエリアからとにかく安い物件を探しています。 思わず、競売情報なんかも見ちゃったりして… ま、さすがに競売物件に手を出すことはないと思うけど、たぶん。(笑) しかし、登記簿を見たり、昔の地図や航空写真を見たり、調べ始めるとキリがないですね。

それで、Webページのアクセスログをちょびちょび見ているのですが、 アクセスの多い順でいうと、教員採用試験に効く情報、 エクセルの便利な使い方、 教育評価の鳥瞰図、 質問紙作成法、 インターネットの歴史、 Spamassasinの設定、 心理学の歴史になるようです。 あとは、たまに統計学関係のページ(MS-WORD)がアクセスされているのかな? ま、多いといっても、1ページあたりせいぜい一日に40ヒットくらいだから大したことないなぁ…。 とある筋にCVを送っていて(転職とかじゃないっすよ!)、 その話がどれくらい進んでいるかをチェックするためにここ最近こまめに見ているのですが、 この程度のアクセス数では、ログの分析をする気なんて絶対におきませんよね。(^^;

あ、そういえば、40年史の宿題をすっかり忘れていた。 やらねば、ネバ、ネバ、ネバ…。 あぁ、他にも、そういえば、非常勤先のテストの採点やら、 認定講習のレポートの採点とか、学会発表の準備(←これはまだ大丈夫)とか、、、。

実はヤバイのか? もしかして…。

2004.8.17

帰省から戻ってきたら認定講習が始まって、それが終わったと思ったら、今度はレポートの採点が山のように待ちかまえているわけですよ。

それで、本当にイロ〜んなレポートを読んでいるわけですが、 原稿用紙10枚の中で改行が皆無のレポートとか、 語尾(文体)の不統一とか、 やたらと一文が長い文章とか(300字くらいは軽く超過)、 助詞の「は」が「わ」だったりとか、 そういう甚だ読みにくい文章は、まぁある程度は仕方がないと思うんですよ(本当かよ? ^^;)。 でもね、Webページのコピー・ペーストでレポートを仕上げるのは止めてほしいと思いました。

せめて、引用の部分と自分で書いた部分の区別くらいはしてくれないと、、、というか、 あまりにも面白かった?ので、昨晩、カミさんにもそのレポートを見せて元ネタのページを一緒に探してしまったのですが、 全体の中で7割以上がパクリというのは、読んでいて目眩がしました。 一応、原稿用紙換算で10枚程度という条件を付けていたのですが、 ご本人が書いた文字数はだいたい3枚弱でしょう。

安易に作成できるということは、容易に裏をとることができるということなので、 少なくとも、編集・加工はキチンと仕上げないと駄目だと思うのですよ。 その点でいうと、彼のレポートは、フォントもバラバラだし(元ネタが2つだけというのもお粗末ですが…)、 罫線のコマンド(<HR>)もそのまま貼り付けちゃうし、 図表をなぜだかカットしてあったけど図表の番号も部分的に残っているし、 PCのスキルの駄目っぽさというか、 無脳さがいい感じに香ばしく漂っているような気がしました。

ただ、元ネタのパクリという意味では、既存のレポートでもいくつも見られたわけで、、、 たとえば、全文とまでは言わないにしても、 ほとんど丸々書き写したんだろうなぁというレポートは一目でわかります(文体がチグハグなので)。 そういうレポートと、 コピー・ペーストだけで仕上げたレポートのあいだに本質的な差があるのかというと、 けっこう微妙な気もしています。 一応、タイピングをすることによって記憶に定着しやすくなるとか、 そういう尤もらしい抗弁も可能かもしれませんが、 個人的にはあまり説得力が感じられません (全般的な印象をいうと、本の文章をすべて丸写しするのは、 自分で考えて書くよりも実は労力がかかる虚しい作業なので、 コピー・ペースト以外の手法で半分以上を引用・剽窃で仕上げるというのは、 意外とやりにくいような気が…)。

それでも、まぁ、引用した内容が全体的な構成の中できちんと位置づけられているかどうかが、 1つの評価基準になると思うわけですが、 彼のレポートは、その点でもイマイチかもしれません。 そういう意味で、自信を持ってCをつけることができるわけですが、 Dないしは不可という評価にすべきかというと微妙なところです。 たとえば、(もの凄く好意的?に考えると) 我々が常識だと思っていることが通じなくなってきている世の中だといわれて久しいわけですが、 そういう意味で、 最低限度の常識を学生さんたちに周知しなかった僕にも、 非があると言えるかもしれません。 ひとまず、カミさんは「一応、出したんだからCでいいんじゃない?」と言ってましたが、 どうなんでしょうか? 結論としてはCにせざるを得ないとは思いますが、、、 必修科目のレポートといっても少しくらいは自分で考えてもらいたいと願っている人間としては、 ちょっと悩むところです。 ひとまず、呼び出して、『どの評価がいい』と思うのか、本人に確認してみたいと思います。

ということで、講義の一番始めに配布する資料 「基本的な合意事項」 に以下の一節を加えました。

レポートを作成するときには、 元ネタ(文献やWebページなど)に言及することを強く推奨するが、 必ず、引用部分と自分が書いた部分が読者に判別できるようにすること。 引用部分の意見が自分の考えとして消化されていることも評価基準として設定しているので、 引用がレポート全体の半分を超えるような極端なものは、不可にされても文句を言わないでほしい。

この一節を侮辱と感じるのか、「初めて知った!」と素直に喜ぶのか、、、 本学における客観的事実として大多数は前者だと信じていますが、 何となく後者の学生さんも結構いそうな気がして、ちょっとアレです。

2004.8.10

ひとまず、無事に帰省から戻りました。 海で思いきり焼いたので、真っ黒・・・だったのですが、 既にかなり皮がむけてマダラです。 しかも、今回はおでこまでむけてます。(号泣) おまけに、ホッペタも蚊に食われました・・・ (ホッペにムヒのパッチを貼っていたら、娘に嫌がられました)。

それで、結婚式の打ち合わせをしてきたのですが、このページに固定客?がいることを再確認。(^^; まぁ、だからといって更新頻度があがるわけじゃないのですが・・・。

それで、JICAとの打ち合わせの結果、ミャンマー行きはなくなりました。 相変わらずよくわからない話です(手続き的には正しいと思いますが…)。 まぁ、本学ができる範囲のことしかお引き受けできないわけですが、、、 待っているのも疲れるので、放っておくのがよさそうです。

ちなみに、長期?休暇のたびに思うのですが、SPAMの数が半端じゃないですね。 だいたい一日に120通くらいメールを受信しているのですが、100通くらいがSPAMです。 そのSPAMの中で簡体字らしき文字化けメールが半分(日によっては8割?)くらいを占めていて、 残りはSPAMというよりもウィルスの警告メッセージや、ウィルスが添付されたメールです。 この中華スパムは本当になんとかしてほしいです。

2004.7.30

今日は年の一度のオープンキャンパスでした。 麓の大学は昨日からオープンキャンパスだったのですが、 二日間もこれで拘束されていたら、、、きっと死人が出るでしょう。 そんな気がします。(^^; ただ、全般的にはそこそこうまくいっていたような気がするので、 今年も成功したと言ってよいような、気がします。

それで、在校生の皆さんが後輩たちを案内して回っている姿をちらほら見かけ、 「なかなかいい感じ♪」とふと思いました。 生協スタッフの学生さんたちもお疲れ様でした。

なるべく、素直でいい学生さんたちに入学してきてほしいものです。

あ、ちなみに、上記の発言には他意はありませんので、念のため。(笑)

オープンキャンパスのあとに開かれた教育委員会との打ち合わせでも、 何とか今後の方針の目処が立ち、 今日は比較的実りある一日だったような気がします。

2004.7.29

ようやく授業が一段落し、あとは夏休み・・・といきたいところですが、 世の中そんなに甘くはありません。 実家に帰省しているあいだにも東京での会議が入ってしまいました。 もちろん、お盆にも授業をやってます(認定講習)。 そして、お盆が明けたら、1週間から2週間ほど出張しているかもしれません (こんな状況で果たしてVISAの申請は間に合うのか?? ^^;)。 そういえば、仙台市の教育委員会の調査が、 やっぱり9月に行われるという良くない?ウワサもあるようだし、 他にも分析し終わっていないデータがあったり…。 僕の夏休みはどこにいったのでしょうか?マジで。

それで、「絶対評価時代のテストの作り方」鈴木節也著(学陽書房)を読みました。 著者は指導主事・教育課長を経て中学校の校長を永年勤め上げた方で、 まさに、すべての教科の「テストの作り方」を網羅したような本でした。 評価のインフレ現象や高校入試における内申書軽視など、 中学校で閉塞感が非常に強いのもよく伝わってきます (入試に対する無力感・閉塞感という意味で、 絶対評価は小学校の方が理屈の上では馴染むはずなんですね)。 なかなかやるなぁ〜と、思いました。

ただ、この本の中で特に面白いと思った部分は、「自己評価付きのテスト」の紹介です。 自己評価(個人内評価)を測るときには、 一年間を通じてまったく同じ項目・フォーマットが採用されることが多いように思うのですが、 知識・理解面との関連でミクロなメタ認知を把握するためには、 確認テストと一緒に実施した方がベターであることが多いと思うのです。 有象無象のどうしようもない詐欺っぽい自己評価カードが多い中で (失礼ですよねぇ ^^;)、 面白いよい実践例が紹介されていると思いました。

2004.7.18

すっかり読書日記になりつつあるのですが、今週?は二冊読み終えました。

「ミャンマーの実像」山口洋一(勁草書房)と、「日本の算数・数学教育に学べ」 J.W.Stigler and J. Hiebert著(湊三郎訳)(教育出版)です。

「ミャンマーの実像」は8月下旬に締結するというウワサ(笑)の R/D(Record of Discussion)に向けてのお勉強というか、 ミャンマーという国がどういう国かをしるために読みました。 というのも、現地で行われる締結交渉に本学からは僕一人しか派遣されないため寂しいので… というのは半分本気^H^H冗談で、 これまでにも、東京外語大の根本敬先生が書かれた書籍は何冊か読んでいますが、 外務省の立場というか、体制側の意見がどうなっているのか知っておくべきだろうと思い、読みました。

感想としては、「民主化と人権だけが一国の情勢ではない」という表現をどう理解するかということに尽きるような気がします。

それで、田中宇氏がメールマガジンに書いていた、「世界の多くの国々の政府が人権抑圧を行う理由は、国内の政情を安定させるためである。政情を安定させるのは経済発展に不可欠だからで、安定が続いてうまく経済が発展し、最も貧しい階層の人々でさえ生活が少しずつでも豊かになれば、人々の不満は減り、あまり抑圧をしなくても政情が安定するようになる」という話を思い出しました。 たしかに、ミャンマーでは少数民族の問題が無視できないくらいに大きな問題で、学校教育に話を限定しても、これは大変厳しい状況になっています。 なので、まぁ、ある程度は、分からないでもない話でしょう。 ひとまず、このページであまり政治的なことを語るとまずいような気がするので、この辺で止めておきますが、、、。 でも、真面目な話、教科書など教育に使う言語をとってみても、現状では少数民族の児童にまで配慮できる体制にはなっていません。 もちろん、各地方の社会システムに配慮した、 既に存在しているであろう教育システムに馴染む形で改革は実施すべきでしょうが、 そこまでたどり着くためには相当に長い時間が必要になると思います。 だからといって、school for rapeな事件というのは、ちょっと看過できないわけですが・・・。

次に、「日本の算数・数学教育に学べ」は、かなり前から読もうとしていて読了していなかった本です。 なかなか面白く、日本の公教育が成功している秘訣が書かれているのと同時に、、、現在の危機的な状況が伺えしれるような内容だったように思います。

要するに、これは日本の授業研究(Lesson Study)について熱く語った本なのですが、 教育評価(特に評価規準表)がまともに機能するためには、 授業研究・教材研究がどれだけできているかにかかっているので、読みました。 全体的に良書だと思います。

ただ、このような書籍が、今なぜ翻訳されなければならないのか (他にも、米国での授業研究の事例を『輸入』する書籍も存在します)、ちょっと考えてしまいます。 某T先生が仰っていたのですが、 「授業研究がもっとも盛んだったのは1970年代始めの頃までで、 それ以降はそのときの遺産で食っているようなところがある・・・」というのが、個人的には気になっています (日本でQC活動が盛んな時期と重なっているのでしょうか?)。 校内における研究・研修組織が存在しない学校は、たしかにほぼ皆無だと思いますが、 それが有効に機能している学校は、あまり多くはないように、 見えてしまうような気がします(この辺りは、非常に弱気な記述ですが… ^^;)。 穿った見方をしてしまうと、 文科省が評価規準表を現場に押しつけた意図の一つとして、 授業研究に対してテコ入れをしたかったのではないかと、、、、まぁ、 これは相当に好意的?に見たときの意見なので、たぶん違うのでしょう。(笑) 一気にすべての評価規準を作成させる方式ではなくて、 授業研究と並行して作成しやすいところから徐々に完成させていくような方式をとれなかったところに、 敗因があるように思います(まだ完全に失敗したとも思いませんけど…)。

ひとまず、「漸進的で測定可能な改善にいたる六原則」で示されていた、 (1)持続的・漸進的・微少増加的改善であること、 (2)児童・生徒の学習目標に常に焦点を当てること、 (3)教師にではなく学習指導に焦点を当てること、 (4)授業の場において改善すること、 (5)改善を教師の仕事とすること、 (6)実体験から学びえる仕組みを構築すること というのは、おさえておいた方が良さそうです。 評価をベースにした今の改革がうまくいっていないのも、 上記の第1原則である持続的・漸進的な改善ではないからなのではと… そんな気がします。

それで、ちょこちょこ仕事をしつつも、連休なのでプールに行って、背中と肩が日焼けでヒリヒリしています。 そういえば、いきなり初稿が自宅に届いて、『26日までに修正して返信するよ〜に』という指令が下されました。 Tさん、コメントはマジでもう少し綺麗な字で書いて欲しいですぅ…。(泣)

2004.7.6

暑いです。

研究室が4階建てのビルの4階にあるので、輻射熱が半端じゃないほどこもっています。 ですので、今は情報処理センターの演習室で作業をしています。 それで、資料を持ち込んではいるのですが、やはり、まわりに人がいると怪しいことが出来なくて・・・というのは半分冗談ですが、何となくレポートの追加課題などを更新していました。

発達と学習の心理教育の方法と技術 では、それぞれ当初の予定通り確認テストを何回か行ったわけです。 それで、まぁ、当初の予定通り、確認テストと同時にそれは出欠確認を兼ねてい たわけですが、みなさん、意外と往生際が悪い。(^^; まぁ、僕もこんなことを書いていたりするので、 まったく説得力がないのですが・・・。

それで、「教育評価の未来を拓く」(田中耕治編著 ミネルヴァ書房)という本を読んだのですが、なかなかよくまとまっていたように思います。若干、絶対評価(到達度評価)を絶対視しすぎているようなきらいがなきにしも非ずとは感じましたが、全般的によくまとまっています。特に、現状の入試システムの閉塞感・評価のインフレ問題がよく描かれており、これからの評価システムを考えていくうえで重要な資料となりうるように思いました(おぉ、偉そうダ...)。なので、授業の中でお勧めの一冊として紹介しておきました。

2004.6.23

日記に書くほどインパクトのある事件が起きていないので、昨日と今日に読んだ本のタイトルを書いておきます。ここ最近、読書量が落ちてきているので、記録をとることで少しでも維持できたらという願いも若干あるのですが…。一応、研究者としては、新書程度ならば週に2冊は読まないとマズイような気が…(実際には1冊弱なので、たぶん娘の方が読書量が多いです)。

「選別主義を超えて」太田肇著、中公新書、2003年

この本は公費で購入したものですが、どうして発注したのかあまり記憶に残っていません。(^^; たしか、発注したのが4月の上旬で、届いたのは先週なので・・・ちなみに、洋書を入手するのにはもう少し時間がかかります。たぶん、4月の繁忙期に発注したのがいけなかったのだと思いますが・・・。

それで、発注したときの意図を思い出してみると、たぶん、教育評価に関する知識の幅を広げようと思ったのだと思います。つまり、教育評価といっても、数多ある評価の一つでしかないわけで、企業などで行われている勤務評定とか、その他諸々の評価の中に位置づけるとどうなるのだろうか、ということでしょう、たぶん。

しかし、内容的には、面白く感じられたところもあったものの、学校関連の話題や情報機器関連の話題について、やや書き飛ばしているように感じられるところがあり、若干外れかな…と感じました。ただ、仕事人と組織人との対比は興味深く読むことができました。おそらく、評価に関する本というよりも、ある種の組織論として読むと面白い本だと思います。

ま、単著のない人間が偉そうなことを言っても、あまり説得力がありませんが・・・。(笑)

ちなみに、研究費の中で25万から30万円強くらいの範囲で、毎年コンスタントに書籍を購入しています。他にも、自腹で毎月一万円くらい本を買っているので、ソファーの上にも本が氾濫して、研究室に誰かを招き入れることが極めて困難な状態になっています。

お隣のN先生に言わせると、単に整理・整頓する気が僕にないだけという説もあるのですが…確かに、尋常じゃないくらい散らかっているような気がしないでもありません。コップとかも、一ヶ月くらい洗ってないのがゴロゴロしているし・・・。あぁ、そういえば、昔、カレーを作ったのはいいんだけど、食べきれずに放置して、カラフルなベルベットっぽいカビが生え、そこから更に半年ほど放置していたら(もしかしたら一年くらいだったかも…)、不思議なナベになってたことを思い出しました。

2004.6.18

ここ最近は書くことは幸い特別にはないわけですが、なにやらこのページが特定の方々に読まれているようなので、何となく更新してみます。

それで、掲示板の方に少し書いたのですが、呼ばれ方が気になっています。

まぁ、僕も学生の頃は先生方を随分とヒドイ名前で呼んでいたわけで…そういう意味で、特にどうこう言うつもりは全くないのですが、こちらに来てから、「ちょっと違うのでは?」と思うことがよくあるのです(既にもう5年も経つわけですが…)。

それは、学生の皆さんから「さん」づけで呼びかけられることです。

この件について以前お隣のN先生に質問したところ、「何となく“さん付け”は民主的っぽくて、あんまり違和感はないなぁ」とのことでした。 基本的に、僕はフレンドリーな人間というか、相当に馴れ馴れしい人間なので、単に慣れの問題だとチラッと思うものの、若干の抵抗感があるような…そんな感じがするのですね。 この「さん付け」についてN先生の他に伺ったことはないのですが、何となく、ちょっと距離感が違うというか、脇の甘さのような感じが漂っていて、個人的にはちょっとアレな気がしています。

そうだ…日記を書いていて徐々に思い出してきましたが、附属小学校の公開研究会の時に、S先生(女性)と、昨今のギャル(死語?)のファッションについて意見を交わしてきました。 たぶん、これはここ二、三年の流行だと思うのですが…ハミぱん、半ケツについてです。 いわゆるローライズのジーパン(より正確に記述するならば、股上の短いズボン?)をはいていると、必然的?に見えてしまうアレです。

僕も男なので、若くて奇麗な女性は基本的に嫌いじゃないので(こういう余計なことを正直に書くから、この日記を読んだ某Mさんに、「先生があんな人だとは思わなかった。ショックです!」と言われてしまうのだろうなぁ…T-T)、 はじめは「ラッキーっ♪」と思わないでもなかったのですが、それがごく当たり前になってくると、さすがに何だか変な気がしてきました。

たとえば、確認テストをしているときには教室の中をウロウロしなければならないわけですが、目のやり場に困るような人が何人もいるのは、こちらとしても結構困るのですね。 もちろん普通の姿勢をしていれば、ハミぱん・半ケツ状態になんかならないわけですが、机に突っ伏すような格好で書いている人が多いので…。 実際に、女子学生が50人くらいいたら、10人くらいがハミぱん、半ケツ状態だと、さすがにちょっとどうかと思うわけです。

それで、誤解を恐れずに書いてしまうと、「ケツを出してゴロゴロするな」となるでしょうか。 おそらく、この尻出しファッションは、あと10年くらいしたら確実に恥ずかしい格好というか、彼女たちにとって人生の汚点のように感じられるのではないかと、僕は思っているのですが…。 そして、この現象についてS先生に女性としてどうお考えになっているのかお尋ねしたところ、「マサにその通り!」と賛同をいただいたわけですが…はたして、10年後はどうなっているのでしょうか?

PS. うちの娘がハミぱん・半ケツ状態でゴロゴロしていたら、たぶん、ケリを入れると思うのですが…そういうことをすると嫌われるんだろうな。(泣)

2004.6.3

あまりにも泣ける話なのでこちらに書いておきます。

合宿研修の代休がことごとく潰れているのは既に書いていますが、なんと、職員旅費も削られてしまいますた(どことなく2ch風?)。

一応、一泊二日、丸々二日間拘束された代わりに5千円ほど口座に振り込まれていたのですが、食事代等実費負担分として現金で3千5百円徴収されてしまいました。つまりですね、丸々二日間拘束された報酬が1500円なんでちゅよ。 午前8時半集合で翌日の午後4時半解散だから、休憩の時間を勘案しても… 時給に換算したら100円をたぶん切ってます。(号泣)

まぁ、お金がすべてではないし、税込みの年収で換算したらそんなに低い給料ではないとは思いますけど…でも、な〜んか違うような気がしてなりません。

で、今日もこれから会議でお出かけです。(T-T)

PS. カミさんにこのことを(メールで)話したら、「宿泊費を取られないだけましだと思わないと」と慰められました。
あ…しまった。徴収された金額を3千5百円じゃなくて、もうちょっと多く言っておけばよかった(そうすれば千円くらいヘソクレたはず)。←セコ過ぎdeathか?

2004.6.1

Spamassasinのところで危惧していたように、hotmailユーザーでかつ留学生の人からのメールをSPAMと誤判定してしまいました。幸いなことに、わりとこまめに第1種の過誤をチェックしているので、速やかに対処できましたが、一瞬ヒヤッとしました。

で、まぁ、僕宛に質問メールを送る人がこの雑文を読んでいるとは思いませんが、メールを送っても平から返事がこなかった場合には、Spamassasinでブロックされたと思ってください。そして、既にメールを送ったのに、まだ返事がこないという人は、掲示板にでもお書きください(本当は研究室に直接きてもらえればいいんだけど…)。

2004.5.27

ようやく実験実習が終わったと思ったら、気がついたら来週は会議が4つも入っていました。 その他、各種指導も入っていたりして、いはやは…。油断も隙もありません。 ちなみに、明日は本当は合宿研修の代休のはずなんですが、隠密系のお仕事がバッチリ入っています。 授業があったので打ち合わせに遅れていったら、既に決まっていました。(号泣) 別の日に代休を取ることなんて、授業日程の関係上不可能なので、そのままでしゅ。

確かに状況的にどうにもならないのですが(他の先生も同様に厳しい状況なので)…法人化に伴って、裁量労働制というややこしい勤務体系に移行したらしいのですが、なんかとっても変な気がします。 何かの講演会で、大学教官の義務というのは、1が教育で、2が研究で、3が社会貢献という話になっていて、この3つをきちんとこなしていかないと駄目だと、どなたかが話してました。 しかし、本学の場合はというか、ここ最近の国立大学は、このバランスがかなり違うような気がします(学内業務が半端じゃなく多い)。

他の先生方も同様に厳しい状況だし、学内の色々な状況から考えると仕方がないのですが、なんだかなぁ…って感じです。 ここ3年間くらいの座右の銘は、「貧すれば鈍する」だったりしますが、Win Winなバブリーでゴージャス&優雅な生活をしてみたいものですね。

2004.5.23

チルダ以下にデータを移してアクセスログを見るようになってわかったのだけれども、なぜだかこの日記が一番読まれています。 でも、推定読者数はおおよそ10名前後…。(^^;

講義資料を掲載・更新していくこと、教育委員会との連携プロジェクトのデータの公開が目的なので、こんな感じで読まれているのがちょうどいいのでしょう…か?(ひとまず、受講生の皆さんがどれくらい読んでいるかが、大変気になるわけですが…)

2004.5.20

ようやく僕が担当している実験実習が終わりました。 正直、気力・体力ともにかなり消耗するのですが、ひとまず、できるようになってもらいたいところまでは(無理矢理?)教えたので、良かったとしましょう。 もちろん、参加者の方々にはかなり厳しかったと思いますが、、、。 でも、何度も言ったように、一般の大学生レベルで考えると、これくらいできる人はゴロゴロいるわけで、頑張ってやり遂げていただけたらと願っています。 あそこまでスラスラできるようになったら、たぶん、「表計算なら大丈夫」と自信を持って言えるのではないかと思います。 学校現場で(もの凄く)重宝されるのは言うまでもありませんが、一般企業に就職しても恥ずかしくないレベルになっていると思います。

しかし、あれだけ鬼のように詰め込んどいてアレなんですが、僕がよく使う(or 好きな)研究手法って実は質問紙法ではないんですよね…。(笑) 凝ったことをやろうと思えばキリがないけど、わりと素朴な実験の方が好きかもしれません。 今年度の教育心理学会で発表する内容も、独立変数が1つに従属変数が2つくらいですし…。

いずれにしても、実験実習が終わって、ゼミナールが終われば、これでかなり負担が軽くなるのでかなり幸せ。 一時期は非常勤や教員研修留学生の授業も合わせて、一週間に10コマも授業や演習をやっていて、これに会議が週に最低でも2つ(各々3時間くらい)入ってきていました。 後期は教育委員会関連のプロジェクトと、隠密委員会で忙殺されるはずだから、それまでのあいだに何とか論文を2本くらい書きたい…なぁ。(←いきなり弱気? ^^;)

2004.5.19

それで、チルダ以下にファイルを移動して、試しにアクセスログをチェックしてみたのですが…学外からの訪問者の方が圧倒的に多いかもしれません。(^^;

それで、特に気になったのは、火曜日1コマ目にやっている「教育の方法・技術b」に関してです。 この講義では、P.P.の印刷物の配布をしていないのですが、ファイル送付を希望した学生さんは延べ9名で、これをHTML化したページに対するアクセス数は今週に入ってから0という状況です。 当該のWebページへアクセスした唯一の学内端末が、実はFさんだったりして、トホホ…な感じです。(^^;

だからどうだというわけでもないというか、具体的な対応策は思い浮かびませんが、まぁ、そんなもんかなぁ…という感じです。

2004.5.18

そうか…一年くらい前に、「来年は少しペースを落そうと考えています。冗談じゃなく、本当に、本気でそう考えているんですが…」と考えていたのですね。

一年前の自分に言いたいけど、ルノアールのココアくらいに、それは甘い、と。 などと、70年代後半(僕が小学生)に流行ったギャグをカマしつつ、また思いつきで日記を更新するわけですが、なんか、もうね、いっそコロしてちょ〜だい♪ていうくらい忙しいです。

僕の先輩もグーグルで「イッヒー」と検索するとトップになるくらい忙しいけど、僕もケッコ〜きてますよぉぉぉぉっ。あたまがスカスカスイカップでちゅ (やっぱり、良識の府の住人として、僕の限界はこれくらいですね…)。

それで、授業は基本的にP.P.ですべてまかなっていて、基本的な骨子はすべてHTML にコンバートしているわけですが、しかし、どうも「まったく誰も見ていない」ような気がしてなりません(真面目な話、よくても10名前後じゃないかなぁ)。

ということで、本当に見ているのかどうか確認したくて、現在チルダ以下にデータを移行することを画策中です。チルダとそれ以外のサーバー領域の関係については、ややこしいので説明しませんが…Yahooに登録していたりする関係上すぐには対応できないけど、夏休みが終わる頃までには移行作業を完成させていたいと思います。

2004.4.13

今日、とてもショックなことがありました。

なんと、ゼミナールを休んでしまいました。誤解のないように書きますが(て、明白?)、ショックなことがあったから休んだのではなくて、すっかり、キレーさっぱり忘れて休んだのがショックだったのです。

一緒に担当している梨本先生がなんとかお一人でカリキュラムの説明会をしてくださいましたが、いやはや…まさに申し開きのできない失態という感じで、ただひたすら落ち込んでいます。一年生の皆さんに申し訳ないのはもちろんですが、やはり、梨本先生に対して大変なご迷惑をかけてしまいました。なんとかこれから挽回できたらいいのですが…大ショックです。

そういえば、むかし、母校の先生が授業を思い切りブッチして、そのときに吐いたセリフが「カミさんが起こしてくれなかったから来られなかった」でした。 今日は既に朝1コマ目に授業をやっていたので、僕が今回サボった状況では上記のような言い訳はできませんが、今度サボったらカミさんのせいに…などと話のネタにするようなことを考えていてはいけませんね。 本当に、自分自身のボケ加減にちょっと驚いてショックを受けています。

ちなみに、僕は他罰傾向がかなり高くて、すぐ人のせいにするとカミさんから怒られます。 特に無くしものが見つからないときには、カミさんから始まって、娘、息子へと避難の矛先を向けていき、自分自身を疑うのは最後らしいです。 それで、あまりにも酷い罪のなすりつけ方をして、キレたカミさんに、ハシを投げつけられたこともありましたっけ。 あんまり詳しく書くと絶対にまた何か投げられるので、回想録はこれくらいにしておきますが…。 そういえば、今は余所の大学に移られている某K先生は、奥様に牛乳パックを投げつけられたと嬉しそうに語っていました。 まだまだ僕は修行が足りないかもしれません。

PS. たぶん大丈夫だと思いますが、この日記の内容は絶対にカミさんにチクらないでくださいね(気弱?)。 >ALL

2004.3.21

アっという間に、3月も終わりに近づいています。分担執筆の原稿にようやく取りかかり始めました。某財団の科研費の申請締め切りも近づいています。もちろん、もっと早くから、計画的に進めることができたわけで…(泣)。

それで、月曜日は朝の8時半から隠密系のお仕事で、1時から教授会で、その後に、なんと会議が3つもバッティングしてしまいました。(^^; いやはや…、ひとまず、二回も連続して欠席している40年史の会議に出席することが決まっていたので、予定通りそちらにでることになるわけですが、依然として負荷の高い生活を送っています。なんといっても、この日記を書いているのは、朝の4時過ぎだったりしますし…。

ちなみに、うちの親父も同業者だったのですが、正直に言って、大人ってのは不規則でエェ加減な生活ができて楽そうに見えました。しかも、なにやら楽しげで、ストレスなどもあまりなさそうに見えました。たとえば、「今日は何冊も本を読んだ(たいてい5冊以上?)、俺はお前よりもずっと勉強していると思うぞ」といったことを言って、受験時の息子を煽ってくださいました。
 このような大人観というか、仕事観というのは相当に特殊だったのだと二十歳頃から思うようになってきたのですが、今では、気楽そうに見えたのは、一応、好きなことを多少なりともやっているからであって、必ずしも気楽ではなかったんだろうなぁ、と少し親父を見直してます(その割には、実家に戻ると結構コケにしてますが…)。

蛇足ながら、「小公子」という小説を小学一年生のときに親父からもらったのですが、(その当時の僕にとっては)明らかにつまらなそうだったので、迷わず下駄箱の裏側に捨てました。 結局、36歳の今に至ってもどんな荒筋なのか知らないのですが、与えられた本が「小公子」じゃなかったら、もっと別の生き方があったのではないかとふと思うことがあります。(^^;

2004.3.8

ひとまず、サーバーと作業用のパソコンの入れ替えがほぼ終わりました。
 LinuxのディストリビューションをRedHatからVineに変えたので、微妙なところでまだ使いにくいです。XPも、ソフトをインストールするのが面倒だし、、、 ただ、時間があるときに一気にやっておかないとできなくなるので、仕方ないです。 ひとまず、Dual Xeon + 1Gのメモリのパソコンなので、来年度いっぱいはこの作業環境で十分でしょう。
 、、、って、G5を導入する計画はどうしよう?(^^;ま、遊んでる暇は来年度もなさそうですけど、、、。

2004.3.1

気がつけば三月です。 まだまだ隠密系のお仕事で死にそうなんですが・・・今日も若干綱渡りっぽかったのですが、それもあと少し。 それが終わったら、研究室のサーバーをリプレースしたりノンビリしたいです。
 ちなみに、互換機でLinuxを動かしてますが、このあいだヨドバシでG5を少しさわってみたら、サーバーはOS Xでもいいんかなぁ、という気分になってきました。まぁ、これまでにWindoesに投資した金額を考えると、乗り換えるのはなかなか難しいわけですが、Free BSDだったらWindoesで動かしにくいソフトウェアも簡単に動くだろうし、結構うまく棲み分けができそうな感じです。ということで、来年度の予算が余りそうだったら(科研費が当たったら?)、G5を買うことになりそうです。
 などとノンビリしているのも、明日の報告会の資料の手直しの連絡を待っているからなんですよね・・・。
 で、まぁ、ご連絡をいただいたのですが、若干アレな展開になったようです。 政治的な判断ということになるのだと思いますが、いやはや、、、、。

2004.2.25

不定期日記なので不定期に更新されるわけですが、、、いま仙台市の教育委員会と一緒に進めている調査があるのですが、もの凄く面白い結果がでています。こんなに面白くて良いのか悩んでしまうくらいで、まぁ、予想された範囲内の結果ですが、それにしたってこんなに(以下自粛)・・・というようなものでした。
 そのうち、このネタで絶対に発表しようと思います。いや、しかし、思っていた通りの結果がバシッとでると気持ちいいですね。
 でも、それ以外のお仕事で死ぬほど忙しいので、ひとまず、倒れないように気をつけたいと思います。某先生も多忙で脳をヤッてしまったくらいなので、本当に、ほどほどにしなければいけませんね。

2004.2.20

ここ最近、某委員会の先生方と週に3回くらい顔をあわせています(それぞれ4時間くらい)。 で、会う度に、早く3月末にならないかにぃ〜!と愚痴をこぼしあってますが…。 ひとまず、気仙沼の発表資料を掲載しました。
 今日が公開講座の最終日です。 参加いただいている先生方はもっと大変だったと思いますが、やはり、6時半開始、9時半終了というのは、いくら金曜の晩でもアレですね。 個人的には収穫があったのでやってよかったと思いますが・・・。 参加いただいた先生方にとってはどうだったのでしょうか? そういえば、来年度後期は夕方以降に演習がかたまっていることに気がつきました。 家庭を顧みない駄目なお父さんになっているかもしれませんが、学校訪問・調査は昼間しかできないので、これはこれで仕方がないわけです。
  そういえば、留学生のカップルが、学内の床屋さんの前で何やら相談していて、その後、生協の書籍コーナーで立ち読みしていたのですが、男性向けのファッ ション雑誌を読みながら、「これってクールじゃぁ〜ん!」、「ほぅほぅ、いいねぇ」って感じで雑談してました。でも、僕がチラッと見た限り、どう考えても クールじゃありませんでした。 英語での会話でしたが、この辺りのファッション感覚って奴は万国共通なのかとやや驚きましたが・・・ もちろん、「それってカッチョ悪いと思うよ」とはコメントしませんでした。 大人だから言わなかったというよりも、ださいオヤジにそんなこと言われたくないでしょうし。

2004.2.17

備忘録代わりに愚痴を書いてみます。
 エクセルの 上でaverage, stdevなどを使って計算すると、div/0になって計算されないというトラブルです。一見フツーの数字に見えるのですが、どうもそうではなさそうなと ころがミソです。 この憎らしい数字は、見た目は半角の数字ですが、フォントを変えて表示してやると、半角数字だと右揃いで表示されるのに左揃いで表示されます。その他、小 数点以下の桁表示を3桁くらいに増やしても、0が全くつかないなどとても怪しい状態でした。ちなみに、入力時にはIMEはオフの状態だったそうで(という か、コンバートされたデータを開いただなのでIMEは無関係)、全角で入力することはできなかったそうです。
 それで、解決策ですが、これもまたかなり怪しい。(泣)
 対処方法は半角の数字で半角の数字を置換するという、これまたよく分からない方法。 何故だか、これで解決したようです(そう思いたい、、、)。大学院の演習などでこれまでにも何回か似たようなdiv/0系統のトラブルを見かけましたが、いやはや・・・大変疲れました。エクセルなんて大嫌いです。
 で、今日も朝の9時から夜の11時までお仕事でちた。 ちなみに、明日は早起きして気仙沼で講演会です。 あぅあぅ・・・。

2004.2.16

風邪ひきました。娘と息子にうつされたようです。 熱はないけど咳と鼻水がひどいです。
 そういえば、3号館4階の廊下壁面の補強工事が始まりました。30年以内に必ずくるであろう地震への対策だと思いますが、果たしてこんなのに意味がある のか・・・ひび割れ箇所にボンドを注入してお仕舞いのようです。実は壁面工事に先立って床の張り替え(ピータイルの張り替え)をしたのですが、タイルが割 れて剥がれていたのは、要するに、床のコンクリートが割れているからなんですね。でもって、そのひび割れは、あたかもなかったかのように、新しいタイルを 貼ってお仕舞いでした。壁を伝って床までひびが入っているのがよくわかりました。ちょっとイヤかもしれません。
 それで、Sさんにお願いしていた学力調査のデータの下処理(欠損値のチェックや整形など)が終わりました。どうもありがとうございます。

2004.2.14

世間はどうやらバレンタインデーらしいのですが、当たり前のように研究室にきています。で、当たり前ですが、美人の女子学生から「センセェ〜、チョコあげますぅ♪(アタマ弱過ぎですか?^^;)」などということはまったくないわけですよ。
 などと、仕事をしながら怪しい妄想にひたっているわけですが、一応、気仙沼での発表資料が完成しつつあります。ふぃ〜、、、。 明日はピアノのコンクールです。
 あ、日記を二日続けて書いてしまった、、、。ここ最近少し煮詰まっているかもしれません。

2004.2.13

相変わらず世の中は春休みらしいのですが、朝の9時から論文指導が入ったり、午後一杯全部会議をしたり、資料作りでこもったり、驚くほどタイトなス ケジュールになってます。一昨日と昨日は気仙沼に出張でややヘバッているわけですが、今日は朝8時半から隠密のお仕事をして、その後、速攻でレポートの採 点をして、夜間の公開講座を9時半までやって・・・。
 それで、今年度中はなさそうです(と、堅く信じています)が、ミャンマーへの派兵について囁かれました。いやはや・・・。

2004.2.6

いや、しかし、世の中はそろそろ春休みらしいのですが・・・地獄のような毎日を過ごしています。これならば、まだ学期期間中の方が楽です。 いま一番大変なのは、隠密委員会の仕事、学力調査プロジェクトで、これに突発的?に講演会やらWS発表(+司会)、セミナーの助言者などが入ってきて、てんてこ舞いです。 勉強する時間が確保できなくて焦ります。 脳味噌がスカスカになっていくような感じ?(^^; あぁ・・・そういえば、原稿の締切なんてのもありました。原稿用紙で35枚です。ヤバイ、ヤバイ。

2004.2.2

そ ういえば、日本からミャンマーへの支援や投資が全面的にストップされていたのですが、どうやら再開の目処がたったようです。民主化に役立つための支援に限 定して小規模の支援を行うということなので、何となく本学あたりの教育支援プロジェクトに白羽の矢が立ちそうな雰囲気が・・・。個人的にミャンマーは好き なので、またぜひ行ってみたいとは思うのですが、しかし、いったいいつそんな時間があるのかやや憂鬱です。

2003.12.19

それで、学内の主に若手の先生方と学内ですれ違うたびに愚痴をこぼしあうわけですが、、、まぁ、なかなか時間はできませんね。(泣)

2003.4.15

僕よりも年輩の先生方が死ぬほど働いている姿を見てしまうと、大変心苦しいのですが、ここ最近、言葉では語り尽くせないほど働いているような気がするので、来年は少しペースを落そうと考えています。冗談じゃなく、本当に、本気でそう考えているんですが…。


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