ご覧の画像は17時半頃に西の空に見えた6月17日の金星です。上方が3割位欠けています。望遠鏡等の関係で上方が欠けていますが、実際は左上が欠けて見えます。前回よりも欠けて明るい面積が小さくなったので、欠けている！というのがより分かりやすいのではないでしょうか？

　今回は離角が東方約38.2°満ち欠けの割合約0.76　視直径は14.3で対外合は1.48倍です。画像だけを見ると望遠鏡等の関係で前回より劇的に小さくなったように見えますが、実際はまだそこまで大きな変化は出ていません。等級は約-4.0です。

　梅雨真っ只中に見ることができた貴重な金星はいかがでしたでしょうか？　

来月もぜひお楽しみにっ☆★☆　今回の担当も岡でした。

venus100617.wmv　←ココをクリックすると金星の映像が見られます！