学校における大量アンケートとSQS

  1. アンケートいろいろ
    1. Wordでのアンケート(ワードを扱うことができる教員間のアンケートなら)
      Wordのフォーム機能を使ったアンケート用紙例 TV1.doc
      上記のサンプルデータ TVmacro.zip TVtestdata.zip
    2. アンケートツクレール(2分でつくれ実施できる。ただ一般公開されているので微妙な質問はできない)
      http://enq-maker.com/
    3. StarQuiz3(低額ではあるが有料ソフト。外に出すのが難しい質問の場合)
      http://magichat.jp/#starquiz
    4. Googleのフォームを使って、アンケートを作成する
    5. SQS(本命。大量のマークシート式アンケートを無料で行なう!)以下で説明
  2. SQS準備
    1. 学内の授業/講習の場合、一連のSQS用ファイルをダウンロードしておく (学内Onlyサーバ内: SQS.zip)
    2. マニュアルのありか
      1. SQSのページから
        http://sqs-xml.osdn.jp/sqs-core/doc/about.html
        https://ja.osdn.net/projects/sqs-xml/
      2. 取手市教育委員会SQS資料&ツール集(大変良くまとまっている)
        http://www3.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=0840002&frame=frm51b9532e5df73
    3. Javaのインストール注意点
      1. SQSは、Javaの上で動作するので、Javaが入っていない場合はインストールしておく
      2. Javaは開発環境と実行環境の両方があるが、ここでは使う側の「実行環境」で良い
      3. https://java.com/ja/download/ からダウンロード
      4. 様々なバージョンのJavaが入っていては動作しないので、他のversionが入っている場合はプログラムの追加と削除で削除しておく
      5. 注意:古いバージョンのJavaは危険なので、JavaのUpdateの通知が来たら必ず更新する。SQSアンケートしか使わない場合には、使うとき以外は削除しておく。最新版はいつでもダウンロードできる。
  3. SQS実行手順
    1. 以下の操作では、ファイル名の拡張子が表示されている必要があるので、Explorerでファイル名拡張子を表示する設定を行う。ファイル名の拡張子を表示することはウイルスの隠れ蓑を無くする意味がある。年金機構emdeviなど。
    2. アンケートの作成 SourceEditor.jnlpを使ってアンケートを作成する
      1. アンケートを作ったら「①なんちゃら.sqs」というファイルで保存。①は、質問内容が書かれたソースファイルなので大切に保管。後で質問内容を変更したい時に①がないと最初から作り直しになる。
      2. ファイル>書き出しで、PDFを作る。これを「②アンケート白紙原稿.PDF」と呼ぶ。②は単なるPDFではなく、どのような質問内容、選択肢、複数選択可かどうかなどの質問の種類、どこにマークがあるかも記載されている重要なPDF。後で集計の時にも使うので、大切に保管。
      3. ファイル>書き出しではなく「印刷原稿PDF表示」のボタンで作成したPDFもPDFだが、こちらには、質問内容やマークの位置情報は入っていないので後の集計ができなくなる。
    3. アンケート用紙の印刷テスト
      1. 上で作った「②アンケート白紙原稿.PDF」を(2ページ以上の場合は両面)印刷する。
      2. 用紙は薄すぎると裏面の文字を拾うことがあるので、適度な厚さのものを使う。真っ白よりもむしろ再生紙が良い。
      3. 大量のアンケートを行い、回収後に自動で読み取れないと大変不幸になるので、実施する前に本番の紙を使って最低3枚記入し、以下のスキャナーによる読み取り、画像化、集計まで行い、このアンケートが実施できることを*必ず*確認する。
      4. 例としてアンケート3部に、それぞれ違う内容を記入して正しく読み取れているかテストを行う。
    4. アンケートの実施
      1. 必要部数コピー機等で印刷し、配り、回収する。両面印刷して2枚ページ以上になる場合は、斜め上にホチキス止めを行う。
    5. アンケートのスキャン
      1. ホチキス止めがある場合は、はさみで切り、(1表2裏)(3表,裏白紙)(1表2裏)(3表,裏白紙)の順でスキャナーにかける。
      2. 後ほど使う読み取りソフトMarkReaderでは各ページをjpgのパラパラ画像として書きだしたものを用いる。スキャナーScanSnapは最初からページ毎にjpg画像に書き出すこともできるが、汚れ、紙質、マークの濃さなどをページ毎に自動調整をしてくれる「全ページを単一のPDFファイル」に書きだした方が、後の読み込みの成績が良い。スキャナーScanSnapはPDFに書き出すと、読み取った日時分秒.pdfのファイルができる。これを「③読み取った日時分秒.pdf」と呼ぶ。
    6. PDFを画像化(パラパラ画像)にし「④画像フォルダー」に入れる
      MarkReaderはページ順に1枚ずつ別れたjpg画像を要求するので「③読み取った日時分秒.pdf」を、スキャナーScanSnapに同梱されているAcrobat,Nuance、またはPDF-XChange Viewerを使って、ページ順に別れたjpegへと書きだす。
      1. 画像は、アンケート毎、1つのまとまったフォルダーに入れる。これを「④画像フォルダー」と呼ぶ。
      2. PDF-XChange Viewerは、Acrobatまたは、Nuanceがない場合に、PDF->jpgへの書き出しができるソフトである。
        https://www.google.co.jp/search?q=PDFXVwer.exe
        他にも、free-pdf-to-jpeg-converter,GostScript,pdf2jpgを使うことで、同様のことができる。
    7. 「④画像フォルダー」に「②アンケート白紙原稿.PDF」を入れる。
    8. MarkReader.jnlpを使った集計
      MarkReader.jnlpを起動し「④(②アンケート白紙原稿.PDF)が入った画像フォルダー」を読み込ませると、集計結果が表示される。
  4. その他

--鵜川義弘
http://staff.miyakyo-u.ac.jp/~ugawa/