Mnewsの解説


Mnewsというのは,宅間顯氏が開発された電子ニュース/電子メールを読むための小型のニュースリーダである。 Mini News Readerの略らしいので, 元来はニュースの読み書きのために開発されたと言って良いだろう。 しかし,このmnewsはかなり良くできていて,メールの読み書きもこれでバッチリできる。 非常に便利なメーラーでもある。 少なくともOutLookより数倍マトモであことを99%くらい保証する(謎)。

さて,Mnewsを起動させるには, telnetでサーバーに接続しコマンドラインでmnewsとタイプすれば良い。 初めて起動させるのであれば,その前に “mkdir ~/Mail ; chmod 700 ~/Mail”とタイプして, 次に,incというMHのコマンドを実行しておくことも忘れずに (もしかしたらincだけで良いかも?)。 なお,MHのディレクトリーにPATHが通ってなければ, .cshrcなどを編集してPATHを通しておく必要がある。 setenv PATH .:/usr/local/bin/:/sbin:/usr/sbin/:.... といった感じにMHまでのPATHを通しておく。 とりあえずtelnetクライアントソフトとしてはTeraTermが一番のお勧めであるが, MS-Windowsについてくる腐ったtelnetを使ってもそこそこ使える (かも知れないが,やっぱりTeraTermを強くお勧めする)。

もしかしたら, PATHとかsetenvといった名前を聞いて頭が痛くなる人がほとんどかも知れないが, そんなに大層なことをしているわけではないので, 一種の呪文だと思って挑戦してみて欲しい(無理があるかなぁ?)。 なお,telnetでアクセスする場合には, 原則としてマウス操作は意味がないので一応注意が必要かも知れない。 別にマウスで操作しようとしてもイイけど何もできない。 マウスを使いたかったらX端末を使うべきだ。

さて,mnewsには以下のようなコマンドオプションがある。 「ネットニュースってなに?」と質問してくるような人であれば,とりあえず, 何も考えずに“mnews -m”と指定して起動して欲しい。 また,ネットニュースが何かを知っている人でも, はじめに.netnewsrcを作成するので初めて起動するときにはやたらと時間がかかるので, 時間がないときは“mnews -m”で起動すべきかも知れない。

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m-taira[~/WWW/Lecture]% mnews -h
Mini News Reader Version 1.22 Copyright (C) 1999-12/19(Sun) By A.Takuma
Usage : mnews [options]
-e           print EUC mode.
-f file      specify setup-file.
-h           print help message.
-j           print JIS mode.
-m           toggle mail only mode.
-n newsgroup specify news group.
-s           print SJIS mode.
-v           print version.
-x           toggle Japanese/English mode.
-D server    specify NNTP server.
-M server    specify SMTP server.
-P server    specify POP3 server.
-N           toggle NNTP/NSPL mode.
See manual for other options.
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さて,おそらく,これで普通はmnewsが立ち上がるはずであるが, 本当にメールが読み書きできるかどうか… センターのdefaultの設定がどうなっているか全く分からないので何とも言いがたい。 センターの方には, 設定ファイルの在処とか設定が変更になったこととか, もう少し親切にアナウンスをして欲しいと思うが…。 まぁ,そういう愚痴はおいといて,一応, 自分で設定ファイルを編集することを前提にして説明してみよう。


設定ファイルの編集

以下のリストがmnewsの設定ファイルの中身である。 必要に応じて編集してホームディレクトリに.mnews_setupとして保存する。

#========================== ここからスタート   ==========================
# ←「#」で始まる文はコメントであることを意味している。
# This is a sample mnews setup file.
#
gnus_mode:	off
group_mask:	on
news_article_mask:off
mail_article_mask:off
#		0:Date+From+Subject 1:From+Subject 2:Subject
article_format:	0
#		0:No conversion 1:Decode only 2:Decode+Encode
mime_format:	1
mime_mmedia_mode:on
news_thread_mode:on
mail_thread_mode:off
#		0:Ignore 1:MSPL/POP3 2:msgchk(MH/MMH)
msgchk_rule:	1
#		0:Subject 1:Reference 2:Date
sort_rule:	0
mail_mode:	off
error_mode:	off
quiet_mode:	off
japanese_mode:	on
pager_mode:	off
cross_mark_mode:off
mh_mode:	on
ucbmail_mode:	on
rmail_mode:	on
board_mode:	on
board_count_mode:	off
#board_dir:	/var/spool/board
mh_mark_mode:	on
mh_count_mode:	off
mh_select_mode:	on
mh_alias_mode:	off
#mh_alias_file:	Mail/mh_alias
nntp_mode:	on
smtp_mode:	on
pop3_mode:	on
rpop_mode:	off
pop3_del_mode:	on
add_cc_mode:	off
reply_cc_mode:	on
reply_to_mode:	on
add_lines_mode:	on
inews_sig_mode:	on
ask_distrib_mode: on
wide_mode:	off
bell_mode:	off
x_nsubj_mode:	on
auto_sig_mode:	off
from_mode:	off
jst_mode:	on
my_adrs_mode:	off
dnas_mode:	off
#xover_mode:	off
unixfrom_mode:	on
scroll_mode:	on
reverse_mode:	off
auto_inc_mode:	off
mouse_mode:	off
#auto_inc_folder:inbox
print_code:	ASCII
#default_code:	EUC
edit_code:	EUC
save_code:	EUC
input_code:	EUC
fcc_code:	EUC
pipe_code:	EUC
lpr_code:	EUC
indicator:	\  | 
color_indicator: > |
reply_message:	%Iの記事において\n%z時間%Y年%m月%d日(%W)%H時%M分%S秒頃、\60n%F{さん,私}は\60n書きました。\n
follow_message:	%Nの%Iの記事において\n%z時間%Y年%m月%d日(%W)%H時%M分%S秒頃、\60n%F{さん,私}は\60n書きました。\n
forward_start:	------- Forwarded Message\n
forward_end:	\n------- End of Forwarded Message
mail_field:
news_field:
send_filter:
post_filter:
show_filter:
edit_command:	/usr/local/bin/mule -nw
pager_command:	/usr/local/bin/less
#lpr_command:	nens -r | lpr
#ucbmail_mbox:	mbox
#rmail_mbox:	RMAIL
mail_fcc_field: Mail/mail_fcc
news_fcc_field: Mail/news_fcc
#tmp_dir:	/var/tmp
#save_dir:	~/News
#ignore_groups:	alt. comp. control
#read_groups:	fj.rec.
#jnames_file:	/usr/local/lib/jnames
#color_mode:	off
#color_code:	4 1 4 1 6 1 7 7 7 7 6 4 1 5 2 2 3 2 2 2
#               | | | | | | | | | | | | | | | | | | + +JNAMES
#               | | | | | | | | | | | | | | | | | | +--FOLLOW      (pager)
#               | | | | | | | | | | | | | | | | | +----Newsgroups: (pager)
#               | | | | | | | | | | | | | | | | +------Date:       (pager)
#               | | | | | | | | | | | | | | | +--------Cc:         (pager)
#               | | | | | | | | | | | | | | +----------To:         (pager)
#               | | | | | | | | | | | | | +------------From:       (pager)
#               | | | | | | | | | | | | +--------------CANCEL/DELETE
#               | | | | | | | | | | | +----------------THREAD SUBJECT
#               | | | | | | | | | | +------------------SUBJECT
#               | | | | | | | | | +--------------------LINES
#               | | | | | | | | +----------------------DATE
#               | | | | | | | +------------------------FROM
#               | | | | | | +--------------------------NUMBER
#               | | | | | +----------------------------MARK
#               | | | | +------------------------------CATEGORY
#               | | | +--------------------------------ERROR
#               | | +----------------------------------GUIDE LINE
#               | +------------------------------------HEADER
#               +--------------------------------------TITLE BAR
max_thread_number:	30
#
#kill_from:	takuma@msr.mei.co.jp (Akira Takuma)
#kill_subject:	test
#second_adrs:	takuma@local
#==========================   ここで終り     ==========================

環境変数の設定

で,まぁ,これ以外にも以下のような設定をしておくと良いと思う。 とりあえず,cshでの設定方法だが,.cshrcの適当なところに張り付ければ, たぶん,うまくいくような気がする。 なお,具体的な設定は各自の環境に合わせて書き直す必要がある。 当たり前だけど,hogehogeとかfooなんて文字列ではないはずだ。 NNTPSERVERはニュースサーバー,SMTPSERVERはSMTPサーバー, POP3SERVERはPOPサーバーをそれぞれ指定する。 サーバー名が分からなければセンターの人に教えてもらうこと。 間違っても僕に質問しないで欲しい (面倒だから 8-p)。

#========================== ここからスタート   ==========================
set NNTPSERVER = "hogehoge.miyakyo-uac.jp"
set SMTPSERVER = "hogehoge.foo.miyakyo-u.ac.jp"
set POP3SERVER = "hogehoge.foo.miyakyo-u.ac.jp"
set EDITOR = "/usr/local/bin/mule -nw"
set PAGER = "/usr/local/bin/less"
#==========================   ここで終り     ==========================

以上の設定がうまく反映されない場合には,コマンドラインで指定する。

コマンドラインオプション

たとえば,

mnews -D hogehoge.miyakyo-u.ac.jp -P hogehoge.foo.miyakyo-u.ac.jp -M hogehoge.foo.miyakyo-u.ac.jp

といった具合いに起動してやればよい。 .cshrcを編集するのがイヤという方はこちらで対処しても構わない。また, 上記のコマンドラインオプションをいちいち指定するのが面倒であれば, 先ほどと同様に.cshrcの任意の個所にalias(別名定義)してやってもよいだろう。
alias指定の書式は『alias 任意の名前 コマンドおよびオプション等』である。 たとえば,こんな感じである。

alias mnews mnews -D hogehoge.miyakyo-u.ac.jp -P hogehoge.foo.miyakyo-u.ac.jp -M hogehoge.foo.miyakyo-u.ac.jp

なお,先ほどと同様に, hogehogeとかfooといった文字列の代わりにセンターで指示されたサーバーを指定すること。 -Dではニュースサーバー,-MではSMTPサーバー, -PではPOPサーバーをそれぞれ指定する。 サーバー名が分からなければセンターの人に教えてもらうこと。 間違っても僕に質問しないで欲しい(面倒だから 8-p)。


メールを読む(だけ)

さて,以上の設定で誰でもメールを読むことができるようになったはずである。 とりあえず,以下にMHを使った場合の操作説明を挙げておく(mnews.docからの抜粋)。 なお,telnetでアクセスする場合には, 原則としてマウス操作は意味がないので一応注意が必要かも知れない (別にマウスで操作しようとしてもイイけど,何もできないだけだ)。

========================== ここからスタート   ==========================
	[選択]
	i または SPACE  フォルダを選択します。

	[移動]
	k, ^P または p  前のフォルダに移動します。
	j, ^N または n  次のフォルダに移動します
	^U または ^B    前画面のフォルダに移動します。
	^D, ^F または ^V
	                次画面のフォルダに移動します。
	<               先頭のフォルダに移動します。
	>               最後のフォルダに移動します。
	TAB             指定のカテゴリまたはフォルダにジャンプします。
	                (カテゴリまたはフォルダ名を入力して下さい)
	I               新着用フォルダに移動します。(LARGE 版のみ)
	                auto_inc_folder 未設定時は i キーと同じ働きをします。
	o, q または RETURN
	                カテゴリ/フォルダから抜けます。

	[送信]
	m               新たにメールを出します。

	[検索]
	/               フォルダ名を前方検索します。
	                (検索したい文字列を入力して下さい)
	\               フォルダ名を後方検索します。
	                (検索したい文字列を入力して下さい)

	[表示]
	G               フォルダの表示形式を切替えます。
	                (トップフォルダカテゴリ時のみ有効)
	^L              再表示します。
	w               ワイドモードを切替えます。
	x               英語/日本語モードを切替えます。
	?               ヘルプ表示します。
	A               表示をコード無変換で行ないます。
	E               表示を EUC コードで行ないます。
	J               表示を JIS コードで行ないます。
	S               表示を SHIFT-JIS コードで行ないます。

	[終了]
	^Z              サスペンドします。
	Q               システムを終了します。

	[その他]
	M               MIME エンコード/デコード処理モードを切替えます。
	C               新たにフォルダを作成します。
	                (フォルダ名を入力して下さい)
	DEL または BS   フォルダを削除します。
	                空でないフォルダは削除できません。
	                (y/n で確認を求めてきます)
==========================   ここで終り     ==========================

メールを書く

ここまでの話の中で一切メールを書く話は出てこなかったが, これには一応理由がある。 察しの良い人は既に気が付いているであろうが, mnewsはEDITORという環境変数を見に行くようになっている。 つまり,文の編集作業にはどのようなエディターを使っても構わないので, メールを書く場合も設定次第で如何様にもなるわけだ。 要するに,まぁ,一般的な説明をするのは無理があると言えなくもないのである。

が,しかし,そんなことを言っても, たいていの人が使うメジャーなエディターというのが,UNIXの世界でも存在する。 それが,muleなのである。 これが本当かどうかは異論があるのだが, とりあえずmuleが世界一 だと仮定して話を進めてみよう…。

で,まぁ, これ以降はmuleという非常に規模の大きなアプリケーションの解説になるので, 時間ができるまでしばしお待ちいただきたい。 一応,ここまで書くのにざっと1時間ちょっとかかったけど, muleの操作の説明を書くのには絶対に半日以上必要だと思う。


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