MS-Excellによるデータの並び替え


Cグループの実験データを例にとってデータの並び替えと平均値の求め方を解説してみよう。

ステップ1…平均値格納列の新規作成

「学習1」の回答が入力されているコラム名「N」をクリックすることによって, 学習1のコラム全体を選択することができる。 単に,「学習1」の任意のセルで右クリックを押して, 「列の挿入」を選んでも同じことができる。

実際に, このNの前に新たに「尺度:基本」の平均値を格納する変数を作成してみよう。 下の図はコラム「N」をクリックして, 続けてマウスの右ボタンをクリックした状態である。

なお,この図では「基本」尺度の前にしか変数コラムを作成していないが, 「学習」や「その他」の尺度についても同じ手続きによって平均値を求めておく必要がある。

変数の新規作成

ステップ2…データの並べ替え(ソート)

「編集」メニューには載っていないが, 「Ctrl+A」でシート全体を選択することができる。そして, 以下の図のように「データ」メニューから「並べ替え」を選択する。 ここまでくれば,条件ごとに平均値をもとめる作業はほぼ完了したも同然である。 ちなみに,並べ替えること・整列させることを英語ではsort(ソート)という。

データのソート

ステップ3…各グループの平均値を求める

つまり,「並び替え」を実行することによって, 「基本平均」が各グループごとに並び替えられていることが分かるであろう。 あとは,男女別の「尺度平均」の平均を求めれば, こちらのようなグラフ を作成する準備が完了するわけである。 要するに, 『男性グループの「基本の平均」』, 『女性グループの「基本の平均」』, 『男性グループの「学習の平均」』, 『女性グループの「学習の平均」』, 『男性グループの「その他の平均」』, 『女性グループの「その他の平均」』を求めていくのである。

各グループごとの平均

どのようなグラフを作ればよいかは, 前掲のグラフを参考にしていただきたい。 ただし,無理にエクセルで作る必要は全くないので, 大変なようだったら手書きのグラフで何ら問題ない。 むしろ, X軸の説明がなかったり, 各ラインが何の変数であるかが謎だったり, そもそも何のグラフかのタイトルが全くないような, そういったわけの分からない不完全なグラフを作成するくらいなら, 手書きで描かれた完全なグラフの方が数百倍読みやすいことは知っておくべきだろう。 念のために,エクセルでのグラフの作り方 の説明ページを作ったのでお読みいただきたい。


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