検索とブラウザーに関する簡単な説明

以下の説明ではMozillaとhttp://www.google.com/を利用することを想定しています。


ページ内の検索とはなにか?

答え

 たいていのブラウザーには,表示されているページの中に指定した言葉が含まれているかどうかを検索する機能が用意されている。 たとえば,Netscape Navigatorでは,「Ctrl +F(Ctrlキーを押しながらFを押す)」で検索ウィンドウがポップアップする。検索方法は非常に簡単で,以下の図のように文字列を指定すれば,あとは「次を検索」を押せばよい。

ページ内検索

ちなみに,Webの構造・デザインと関連して,1ページの最適な大きさというのが問題とされることがある。たとえば,「1ページが(640×480ピクセル×2〜3スクロール)の範囲内に収まる」という基準に従うことが経験的に推奨されていたりする。

これは1ページの長さが長すぎると,スクロールバーを使って読まなければならないので煩雑であるとか,スクロールして見えなくなった情報まで覚えていなければならないの不親切であるとか,認知的負荷(cognitive load)が高いとか,lost in hypertextな現象に陥りやすいなどといわれているからである。その他にも,ページの操作性,印刷の簡便性,管理のしやすさ,モジュール性,オブジェクト指向性など…色々な面でダラダラと長いページはあまり好ましくないといえるだろう。ちなみに,Webページの1ページというのは,HTMLファイル1個分を意味することが多い。

だから本ページのようにダラダラと長いページは嫌われるわけだが,しかし,読者に印刷したり保存したり検索してもらうことを意図してページをデザインする場合には,似通った情報,関連性のある情報は1ページにまとめた方が効果的だともいえるであろう。この辺りの落しどころはなかなか難しいと思う。


ブーリアン(Boolean)とはなにか?

答え

ブーリアンとは,それぞれの言葉が意味する範囲を示すための表現方法の1つである。1+1=1とかそういう計算をしたりする世界で,ブール代数として馴染みが深いというか,回路設計などで地味(?)に活躍している。暇な人はAND回路とNOT回路だけでOR回路を考えてみたりすると楽しいかも知れない。

そういう冗談はおいといて…

たとえば,Googleでは,AND,OR,- (not)といった半角の記号を使って意味のかかり具合を狭めたり広げたりすることができる。たとえば,インターネット AND 入門 -セミナーと指定すると,「インターネットの入門的ページを探しているけれどセミナー関係のページばかり出てきて困る」ときに,セミナーという単語を含まないページが表示される(AND,ORの前後には半角のスペースが必要だが,-の前には半角のスペースを入れてはならない)。

概念の論理積,積集合を求めるときには, A and Bという演算子を使う。 たとえば,“サイモン and ガーファンクル”と指定すると, 『「サイモン」と「ガーファンクル」』の両者を含んだページがヒットする。 どちらか一方だけというのは,除かれる点に注意されたい。
要するに, 積集合 このような集合関係を求めるときに使うわけだ。

次に,概念の論理和,和集合を求めるときには, A or Bという演算子を使う。 たとえば,“サイモン or ガーファンクル”と指定すると, 『「サイモン」と「ガーファンクル」』のどちらか一方でも含んだページがヒットする。
要するに, 和集合 このような集合関係を求めるときに使うわけだ。

なお,否定(補集合)の演算子は-である。 サイモンとガーファンクルで,サイモンだけのソロ活動を調べたいときなどは, たとえば, “サイモン -ガーファンクル” と指定してやるとうまく行くかも知れない(冗談ですので,念のため)。 また,意味(演算)の優先順序を示すのには括弧『()』を使う(Googleでは使えないかも?)。 たとえば, 「目玉焼きまたは卵焼きの作り方」 を調べたい場合には, “作り方 and (目玉焼き or 卵焼き)” と指定してやる。

 しかし,GooやGoogleで利用可能な表記方法が他の検索サイトでも利用できるかというと一般的にできないと考えるべきだ。また,Booleanに対応していると謳っている検索サイトが,必ず意図した通りの結果を返してくれるかというとその保証はない。むしろ,そうではないケースが多いかも知れない。一般的には,「全ての語を含む」というオプションはANDのブーリアンに相当し,「いずれかの語を含む」というオプションはORのブーリアンに相当している。この2つを使い分けることができれば,たいていの検索に対応できる。


検索サイトでヒットしたURLをクリックしたけど,"The requested URL /school/taira/Lecture/poo.html was not found on this server."などと怒られた。どうすればよいのか?

答え

たとえば,http://www.miyakyo-u.ac.jp/school/taira/Lecture/poo.html が削除されたか別の名前に変わっていたと仮定しよう。
 この様なときには,慌てず騒がず,アドレス表示欄をクリックして,(1)"poo.html"の部分を削除して,http://www.miyakyo-u.ac.jp/school/taira/Lecture/に変えてアクセスしてみる。それでも駄目だったら,(2)"Lecture/"の部分を削除してhttp://www.miyakyo-u.ac.jp/school/taira/にアクセスしてみる。それでも駄目なら・・・(3)http://www.miyakyo-u.ac.jp/ に最後はアクセスしてみる(そのドメインのトップページにアクセスする)。URLを順次切りつめて,ファイルやディレクトリが残っていそうなURLを適当に推測してみると問題なくアクセスできることがある。

蛇足ながら,URLの最後のスラッシュ“/”は省略しない方がよい。 表示速度がほんの少しあがる。 なお, 移転してしまった過去のURLからでも検索できるサイトとして URL Search PRO というのもある。


ページをダウンロードしている時間が勿体ないが,なんとかならんのか?

答え

細かいテクニックとしては,画像を表示させないとか,音楽を鳴らさないとか,JAVAを起動させないとか,テキストベースのブラウザーを使うとか色々あるが,やはり今風の使い方をするのであれば音も鳴らしたいし動画も見たいと思うはずだ。で,結論からいってしまうと,本質的な改善策は回線を太くするしか手がないだろう。

しかし,それでもなんとかしたい場合には,Webページを読んでいる途中で見つけた面白そうなリンク(続けて読む確率が高いページ)を前もってローカルに読み込んでおくという方法がある。これを実現する方法には,キャッシュを先読みするソフトを使ったり,proxyサーバーを利用したり,Web巡回プログラムを使ったりする方法などもある。が,一番お手軽な方法で気が付いたときにすぐできる方法に,マウスの右ボタンをクリックして「新しいタブで開く」というのがある。具体的には以下のような操作をすればよい。

新しいタブを開く

上記の例では「講義資料」というリンクの上でマウスの右ボタンをクリックしているが,そうすると,ポップアップメニューが表示されて上図のようになる。このように,ファイルをダウンロードしている間に元の文章を読んでいれば,取得時間という遅延を気にせずに続けてページを読むことができる(可能性が高い)。

なお,別のセクションで書いたように,ページを保存する方法も実は非常に有効な手段であったりするので,是非積極的に活用されたい。また,経済的にもコストが高いし,環境にも優しくないし,面倒くさいが,ページを印刷するのもお勧めの方法の1つだ。やはり,何だかんだ言っても文書を読むときにはメモを取りながら読んだ方が記憶に残りやすいし理解しやすい。これをソフトウェア的な方法だけで実現するのは今のところ難しいし,面倒である。利用環境が許せば,Webの形態だけで読もうなんて格好つけずに(面倒くさがらずに?),印刷してしまった方が理解が100倍は深まるはずだ。

ちなみに,注意してもらたいのであるが,あまりにもウィンドウを開きすぎるとメモリー不足に陥ってOS自体の挙動が不安定になってしまう(当たり前なんだけど,熱中しているとつい開きすぎる…僕だけか?)。特にMS-Windows3.0系列(95/98/SE/ME)で顕著であるが,プログラムを終了させても,メモリーを解放しないという致命的なエラー(ヒープメモリ不足)が頻発する。「システムメモリーが足りません。云々…」というメッセージが出たら十中八九この種のエラーだといってよいだろう。MS-Windowsでこの問題を解決する根本的な対処方法はOSを変えることくらいしか思い浮かばないが,とりあえず,再起動することを強くお勧めする。


タブ・ブラウザってなに?

答え

Mozillaが本学では標準のブラウザとされているが,これは『タブブラウザ』と呼ばれるものである。 論より証拠で,Ctrlキーを押しながら,tを押してみてほしい(Ctrl+T)。 すると,以下のように(タイトルなし)という空白のページが表示されるはずだ。 「ファイル」メニューから,「新規作成」→「Navigatorタブ」を選んでも同様のことはできる。

Tab1

このタブブラウザの強みというのは何かというと,ページの切り替えが楽であるということだろう。 たとえば,前のページに戻ることをせずに,タブをクリックすることで元のページを表示することもできる。 Googleで検索するときなどを考えてみると,その有り難さがもっと分かるかもしれない(上の『新しいタブに開く』を参照』)。 普通に結果のページからリンクを辿っていくのも一つの手ではあるが, 結果の中から面白そうなページ,有用そうなページをあらかじめタブとして開いておけば,内容を比較・検討するのも楽になる。 タブをクリックするだけでページを切り替えることができるからだ。

Tab1

蛇足ながら,タブブラウザを使ってみると分かるが,タブブラウザではページのタイトル設定がとても重要である。 タブに表示されるページのタイトルを見て,どれがどのページであるかを判断するからだ。 無精をしてページのタイトルを省略している人が意外といるけど(僕も含めて ^^;),やはりきちんとページにはタイトルを付けておいた方がいいだろう。


ページを保存するときにはどうすればよいのか?

答え

 メニューの「ファイル」→「名前を付けて保存」を選ぶか,「Ctrl + S(Ctrlキーを押しながらSを押す)」で,ファイルの名前を任意に指定して保存できる。たとえば,数字の1とか2とか,本当に適当な名前をつけて構わない。

ファイルに保存

なお,上記のページ保存の話は Internet Explorer と Mozilla とで違うので多少注意が必要だ。


ブックマーク(Bookmark)とはなにか?

答え

 直訳すれば「本のしおり」である。要するに,Mozillaで,もう一度訪問したいようなページを記録するときに使う。操作は非常に簡単で,「Ctrl + D(Ctrlキーを押しながらDを押す)」でブックマークに記録できる。ブックマークを見たい場合には,下記の図のような操作をすればよい。「ブックマークを編集」→「ブックマークをファイルに保存」で任意の場所に任意のファイル名で保存できる。なお,簡単にブックマークに登録できるというメリットがある反面,うっかりCtrl+Dを連打してしまうと,同じタイトル名のブックマークが膨大にできてしまうので少し注意が必要かも知れない。そのようなときには,上記の操作手順にしたがってブックマークを編集すれば重複したブックマークを整理することができる。

ブックマーク
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